皆さん、こんにちはクマハート
 
今日はどんよりとしたお天気ですが、
いかがお過ごしでしょうか傘
 
こんな日はおうちで映画鑑賞をしたくなったりしますよねホッと一息
 
そんな今日は映画「BIGFISH」の感想文を
2012年4期生の吉田 彩華さんに書いて頂いたので、
ご紹介したいと思います星
 
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BIGFISH」はファンタジーと現実を織り交ぜて描かれた父と息子の感動物語です本
 

この物語は、父親のエドワードが

自分の人生をおとぎ話のように息子のウィルに聞かせるところから始まります。

なぜかわかりませんが、私にとってこの始まり方はとても引き込まれるものがありました。

その話は、大きなさかなに指輪を飲み込まれた、魔女の目に死に方を見た、

天国のような町、大男、下半身が2人で一つの双子など、実際にはありえないようなものばかりでした。

22歳の私は、冒頭の大きな魚の話から空想の物語と決めつけて見ていました。

だからこそ、「いつまでホラ話をするんだ。」というウィルの気持ちもわかりました。

しかし、観進めていくうちに、全てが全くの嘘ではないということがわかり、

ウィルと共にエドワードの本当の姿が見えるようになっていきます。

終盤にエドワードを受け入れたウィルが

彼の死に方をおとぎ話のように話すシーンでは思わず涙が出ました。

映画を見終えた今でも、エドワードの話がどこまで本当のことで、どこからが空想なのかがはっきりとわかりません。

しかし、そんなことどうでもいいと思っている自分がいます。

子どもの頃は、おとぎ話を本当のようなことだと信じて疑いませんでした。

なぜ大人になるとこのような話を嘘だと思うようになってしまうのでしょうか。

誰も見たことがない登場人物を「実在しない。」と決めつけるのはおかしいことなのに、

そう思わない方がおかしいとさえ思われることもあります。

私の同級生には未だにサンタクロースを信じている子がいます。

「本当に信じているの?」と半信半疑ですが、彼女はクリスマスになるととてもウキウキしています。

周りからみたら「変わった子」なのかもしれませんし、

私自身もそう思っていましたがこの映画を観た今、彼女のことが少し羨ましくなりました。

 

エドワードの話は人々を笑顔にしてきました。

ウィルが「いい加減本当のことを言って。」と言っても断固として「これが本当だ。」と曲げません。

“「The biggest fish in the river get that way by ever being caught.(人に釣られない魚が川で一番幸せになる)”

これはエドワードのおとぎ話に出てくる魔女が彼に言った言葉です。

人を幸せにすることを喜びと感じていたエドワードにとって、

おとぎ話で人々を笑顔にすることは喜びであり、最も大切にしていたことなのかも知れません。

この信念を曲げなかった彼は、川で1番の大きな魚となり、永遠に生き続けていくのでした。

 

 

吉田 彩華さんの感想文からは

情景が簡単に浮かび、その時に感じたことが良く伝わりますねスマイル

映画の内容から、自身の考え方に変化が出てきたことも伺えますsozai

これからもたくさん映画を鑑賞して、

自分自身の成長の肥やしにしていきましょう!ハート

 

 

西尾先生が、

作曲をするにあたって

映画を鑑賞したり、本を読んだりしたあとに

感じたことなどを文字に起こし、感想文を書くことが大切だ!とよく仰っています!

ただ鑑賞するだけよりも、ずっと力がつくそうですsozai

 

ヴォイスの卒業生である家入レオさんも

西尾先生に勧められ、積極的に取り組んでいたそうですよ**yumi**ハート

 

皆さんも、ぜひ積極的に貸し出しDVDを利用し、
成長の糧にしていきましょうね星