ボイススタジオの音楽教育。その2
~芸能人の道~
『素質から量、量から本質へ、本質から その先へ。』
最近、日本ではスポーツのスパルタ、パワハラによる事件事故が増えました。
前からあるものの、ニュースになって 表面化しているのかも知れません。
チーム、個人と優勝を目指し勝つためならなんでもする感じです。
両方含めいわゆる体育会系。
上下関係に厳しく、チームなら全体主義です。
一人はみんなのために。。。
監督、コーチは神さま?。
スポーツマンシップの線上に、『愛の鞭』という名の心や身体に殺傷性がある武器もあります。
結果が全て。2位以下は負け。
メダルの色にこだわり、争奪戦になる。
これらは芸能界と重なるところがあります。
みなさんの持つイメージも、成り上がり、のし上がり、サバイバルな感じでしょうか?
勝利こそ次のステップで成功の近道。
少しはあるかも知れませんが、実際は随分違います。
芸能の起源は遊びです。
スポーツも本当はそうですが、生活に潤いや余暇を楽しんでもらうのが目的です。
今でもエンターテイメントです。
一緒になって遊んで、楽しんでくださるお客様、視聴者さま、ファンあっての芸能界です。
そして長年、ご贔屓さまあっての芸能界なのです。
だから、本気で遊ぶのです。
ボイススタジオでもお子様の生徒さん、芸能目指す生徒さんが増えてきました。
ただオーディションのこと、事務所合格のことに集中するあまり子役でもファンあってのお仕事になることを忘れ、特技の追求と合格に心を奪われている親御さんが多いのが気にかかります。
芸能指導者もお受験と勘違いしているのかも知れません。
芸能界で生涯生きれるように考えてないのです。
そこは天命なのでしょうか?
30、40才なっても本気で遊ぶのです。
音程やリズム、声の技量も必要ですが、天真らんまん、純真無垢、余白を持ち合わせたまま本気で遊ぶのです。
この子と一緒に遊びたい。
その子といると、元気、勇気、我を忘れて、癒される。。。何でも良いのです。
芸能人オーラ、期待感ですね。
ミュージカル、演劇、劇団四季、東宝にしても個人の集合体として機能しています。
グループで売り出しているのではありません。
個が持っている本気で遊ぶ生命力の集まりです。
芸能界への就職ですが、本気の遊び界への就職です。
親の意識が、『本気』と『遊び』に乖離してるのが、今のスポーツと似ていますね。
本気だけが先行して、短期の結果を追い求めています。
ボイススタジオでは、パワハラは絶対しませんし、厳しくもしません。
もちろん個別要素の強要、強制(発声、音程、リズム等)もしません。
楽しく歌って、将来のためには本気で遊ぶルールを覚えて、臨場感、抽象度を増して未来のお客様と遊ぶ準備をしております。
一緒になって遊ぶのに新しい遊びも考え、実践中です
目の前の合格も大事ですが、目の前のものに押し込めると未来の大きなステージから遠ざかるのです。
私自身本気で遊び方を教え、芸能生活45年、ボイススタジオ24年の実績です(笑)
また、教えた多くの芸能人が未だに本気で遊んでいます。
これから芸能を目指す人がお客様と遊ぶためには、一番重要な人間力、コミュニケーション力がもっと必要です。
運良く芸能人になれても、遊びを忘れた芸能人はいなくなっていきます。
また、さらにご贔屓にされるためには、本人が芸が好きで一生懸命に集中して伝えようと努力、情熱が人間の尊厳を引き出すのです。
ひたむきな集中と心が織りなす生命力が美しいのです。
これが芸術へと向かいます。
本気の遊びが芸術へと変化、進化していきます。
芸能は面白い、楽しいですね。
私は、純真無垢と余白から天真らんまんな心が世の中を良くするものと考えております。
まずは一緒に遊びましょう。
佐々木
