こんにちは。
心と声を整える話し方講師の
佐藤昌子です
東日本大震災から13年。
私の住む群馬は震度5弱でしたが、
この日になると
あの日のテレビに映った震災の映像と
無力な自分がリアルに蘇ります。
皆さんも3月11日は
様々な思いを感じるのでは
ないでしょうか？
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今日は朝から、マスコミの多くが
13年前と今、というテーマで
東日本大震災をを経験し、
頑張って今を生きる人たちの
エピソードが紹介していました。
私もテレビの情報番組を見ていましたが、
土地や家屋、仕事だけでなく
大切な人を失い、そこからの今、
多くの方が辛さや悲しみと向き合い
現実を受け止めながら
助け合って生きてきた姿に
13年という時間の重みを感じました。
と…アナウンサーが1通のメールを紹介。
「自分は震災にあったけれど
紹介されている方のようには
頑張れていない・・・
ここで、テレビを消します」
という内容でした。
マスコミは頑張っている姿や
乗り越えてきた人たちを
前面に出して放送します。
けれど、13年で心の傷や喪失感は
到底、癒えるものではなく
頑張らなくては…と思いつつ
今なお、心の整理が出来ない人も
多いのではないでしょうか？
テレビで切り取るのは
ほんの一瞬の笑顔や頑張る姿
かもしれません。
私もテレビ局の報道部にいたので
大きな事件事故などがあると
インパクトのある事柄を
ピックアップしてニュースにし、
より多くの共感が得られるよう
流すことは常套手段だったと思います。
頑張る、頑張らないは
他人が決めるものではないし
人と比べるものでもない。
傷ついた心を癒すために
愛ある他人の励ましを聞き、
自分が行動することも必要ですが、
自分が今どう感じているかが
一番大事なことです。
今の自分の気持ちにフォーカスし
「まだ辛い自分」がいるなら、
その気持ちをまずは受け止めて
愛情込めて「辛いね」と
自分に言ってあげてください。
無理して頑張らなくてもいい。
あなたのペースで少しずつ
心を癒していってくださいね。
焦らなくても大丈夫
今は、自分を大切にすればいい。
ゆっくりと歩んでいきましょう
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