こんにちは。

 

心と声を整える話し方講師の

佐藤昌子ですクローバー

 

受験シーズンですね

 

試験は受かる人がいる一方で

落ちる人もいます。

また、どんなに優秀であっても

絶対に受かるという保証もありません。

 

もし、お子さんが受験に失敗をしたら

親としてどんな態度をとればいいのでしょうか?

 

 

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実は私、高校受験に失敗をしています不安

 

母の出身校である県立の女子高に落ち

すべり止めで受けた私立高校に入りました。

 

小さい頃から母に聞かされていた女子高。

自分はそこに行くものだと思っていたし、

親の期待度も高かったので

合格発表で落ちたことを知った時は

自分が悪い夢の中にいるような

現実を認めたくない想いでいっぱいでした。

 

 

落ちた理由はわかってます。

追い込みの時、勉強に身が入らなかった・・・

そう、自分が悪いのです。

 

 

頭の中では、

母の悲しむ顔が浮かび

なんて言おう、と考えていました。

 

当時はスマホなんてないので

玄関を開けるのも辛く、

小さい声で「ダメだった」と言いました。

 

 

母には

「どうしたの?何ができなかったの?」と

言われました。

私は、その場で大泣きしてしまいました。

 

その夜は、みんな無口で黙々と夕飯を食べて、

私はすぐに布団に入って寝たふりをしました。

 

 

私が言うのもなんですが、

どうして落ちたかなんて

考えただけでも涙が出るときに聴かれても

冷静に答えられないですよね。

世間の正論を言われても

出来ない自分をさらに感じ

ますます自己肯定感を下げてしまいます。

 

もし、お子さんの受験の結果が

思うようなものでなかったとしても

子どもに向かって問い詰めたり

あからさまにがっかりしたりしないでください。

 

一番、がっかりして辛いのは本人です。

 

「志望校に落ちた」という事実を

子どもなりに受け止めて癒し

次の出発に繋げるまでには

少し時間がかかります。

 

励ますつもりで

「それですべてが決まるわけじゃない」と

言われたとしても、

当事者は目の前の事実に向き合うだけで

いっぱいいっぱいなんです。

まして、人生経験も未熟ですし、

未来に何があるかなんて考えられません。

 

 

私も今では志望校に行けなかったことが

今の仕事に繋がったと思えますが、

それは、何十年もたったから言えることで、

当時は「落ちた」という事実だけが

重くのしかかっていました。

 

 

なかには、一緒に泣いてしまう親御さんも

いらっしゃると思いますが、

子どもの気持ちを思いやってなのか

自分が期待したことがかなえられなかった

悔し涙なのか、

少し冷静になって考えてみてくださいね。

 

子どもは、親を悲しませていることにも

罪悪感を感じてしまい、

より、自分を責めてしまいます。

 

 

私も親になり、母の気持ちも

理解できるようになりましたが

子どもは傷が癒えれば、また立ち直り、

自分なりに次の目標を目指せるものです。

 

親が心配のあまり口出しばかりしていると

親のために何かをするような感覚になり、

結果、うまくいかないと親のせいにしてしまいます。

 

 

挫折も、前に進むための通過点だったと

思える日が絶対にやってきます。

それは、自分で過去を振り返ってみて

気付くことなのです。


 

親にとって、一番難しいのが

「見守る」ということ。

 

子どもを信じて

言いたい、教えたいを少し我慢して

愛をもって見守る勇気を持つことが

子どもが自力で困難を乗り越える力を

身につけることになるのだと思います。

 

 

これからしばらく、受験シーズンが続きます。

ご家族で受験生を温かく見守ってくださいね

 

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