こんにちは
心と声を整える話し方講師の佐藤昌子です
今日は朝から雨で肌寒い
先週は、暑い暑いと言っていたのに
身体ががついていかないです
皆さんは体調大丈夫ですか?
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先日、ある番組で女性が
「声が低いのがコンプレックスだったが、
彼と出会ったとき『素敵な声ですね』と言われ
今まで自分が嫌いだったところを認めてもらい
私を肯定してくれた!と思って嬉しくなった
そして、結婚しました」
という話をしていらっしゃいました。
大分端折っていますが・・・
その方の声は、落ち着いた低めの声で
とても安心できる声でしたよ(私には・・)
私の講座などでも
小さい頃から声が低く自分の声が嫌いだった
かわいくない声だから自信が持てない
声が低くて仕事に支障が出る
など、声の低さに悩む女性は多いです。
低いと言っても聞きづらいわけではなく
ただ、女性の声はこうあるべき、という
昭和時代的な男性の理想とする
優しくかわいい従順な
コントロールしやすい女性像ではないというだけ。
電話に出る機会が多い職業や
ショップで働く人などはかなり無理して
高い声を使っている印象です。
きっと、そういう声にするように
指導されているのでしょう
海外のテレビキャスター、リポーターなどは
男性と同じ位低い声で話していますよね?
落ち着いて堂々としていてかっこいい
日本では、私もそうあったように
女性アナウンサーは男性のサブの役目で
場が和む明るさや出しゃばらない立ち位置を
求められていました。
何十年も前ですが、今もそれほど変わらない
オーセンティックヴォイスでは
社会の在り方が声にも影響していると
学びましたが、
令和の今でも、
男女間の格差は少なくなったとはいえ
実感として平等感が薄いのは、
いまだに、守ってあげたいかわいい女性像に
男女問わず縛られているからでしょうね。
あなたの低めの声は
落ち着いて聞ける素敵な声なのですよ
会社の会議でも説得力があるし、
子どもやお年寄りの声掛けにも効果的です。
子どもがかんしゃくを起こしたときに
甲高い声で怒鳴ると
子どもはより興奮して泣き叫びます
落ち着いた声は、周りの人に精神的な
安心感を与えることができます。
声は十人十色
低い声を変えるのではなく
生まれ持った声の魅力を発揮できる
話し方や言葉の使い方を磨いてほしいです。
明るい気持ちで笑顔になれば
声は明るくなります
高い声ではなく、心からの明るい声に
今ある自分を大切に、個性を活かして
「みんな違ってみんないい」と思えるように
自分の声もしっかり認めていきましょう
それが日本の未来を変えるかもしれませんよ
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