こんにちは
心と声を整える話し方講師の佐藤昌子です
何かのきっかけで
ふっと、昔の自分にタイムスリップすること
ありませんか?
突然、あの日あの時感じた感情があふれて
懐かしい光景が蘇る・・・
先日、不思議な感情を味わいました。
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自分の声を繰り返し聞く、
という課題があり、3日間にわたり
録音した声を聴いていたんです。
その次の日の午前中、
テレビからアンジェラアキさんの
「手紙~拝啓、十五の君へ~」が流れてきました。
その瞬間、高校時代の自分にワープし
感情がワーッと出てきました
この曲は
私にとってリアルタイムの
青春ソングではありません(おわかりでしょうが)
その時湧き出てきたのは、
私が高校時代に入っていた放送部で
初めてマイクを通して
自分の声を聴いたときの感情
ありありと当時の部室まで浮かんできました
こんな感じ
↓
実は私、小さいころから内向的で
自分の気持ちを伝えられずに
我慢してしまうような子どもでした。
学校でも存在感のない子どもだったので
友達といるのは楽しかったけれど
自分から話すことはない聞き役タイプ。
そんな私が、何故、放送部に入ったのかというと
ラジオが好きだったことと、
3年生がかっこいいよ、と友達に誘われたから
放送部の活動は、お昼の校内放送位で
帰宅部に近いゆるーい部活でしたが、
マイクの前でしゃべることは
私にとって、清水の舞台から飛び降りる心境でした。
が、
自分の声が初めてスピーカーから聞こえたとき
すご~~く楽しくて達成感もあった
声が伝わるって、
こんなに楽しいことなんだ
と感じたのです。
その時のわくわくした幸福感が
40年以上の時を経て蘇ったのです
仕事として声を使うようになり
自分にダメ出しもたくさんしてきましたが、
楽しいという気持ちが原点にあったから
今まで続けてこられたんでしょうね
かつてのピュアな気持ちを思い出し、
胸がいっぱいになりました。
自分の声を何回も聴くことで
無意識領域に埋もれていた当時の感情が
発掘されたのでしょうか
声は感情とともに
脳にしっかり刻み込まれている
それを身をもって体験することができました。
声って奥が深い~~~
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