こんにちは
心と声を整える話し方講師の佐藤昌子です
38年前の今日、日本航空123便が
群馬県上野村の御巣鷹山に墜落しました。
当時、私の実家がある群馬県藤岡市では、
空にヘリコプターが飛び交い
どこで何があったかわからないけれど、
何か大変なことが起こっているということに
恐怖を感じた日でもありました。
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その後、上野村の御巣鷹山に墜落したことがわかり、
藤岡市の様々な施設が拠点として使われました。
多くの医師が遺体の確認をし、
遺族の方が対面するということが行われていました。
今でも印象に残っているのは、
遺族の方を乗せたバス。
窓際の皆さんの悲しみを通り越した表情に
想像もつかない悲しみを感じる日々でした。
何年か後、テレビリポーターとして、
御巣鷹山の慰霊登山を取材しました。
登山道はある程度整備されたものの、
山肌には木がなぎ倒されて土がむき出しになっていて
墜落の衝撃がどんなにすさまじいものであったか
肌で感じ身震いしたことを鮮明に覚えています。
遺族の方へのインタビューは
なんて言っていいかわかりませんでした。
平和な日々は当たりまえでなく
奇跡の連続で今があるということ
それが終わることもあるかもしれないということを
身をもって感じた日々でした。
突然、人生に幕を引くことの無念さ
恐怖の中、愛する人たちを思った時間の悲しさ
現実を受け止めざるを得ない残された人の辛さ・・・
自分で選べないこともあるんです。
墜落した時刻は、午後6時56分。
犠牲になられた520名の方々のご冥福をお祈りいたします。
この日がくると
命が尽きるまで大切に生きていこうと
改めて思います。