こんばんは 奥村まみ子です
からの続き
いよいよステージ当日
この日、通しのリハーサルで
初めて流れが明かされました
順子先生の講演
「このメイクが
人生最後になるかもしれません」
と深々とお辞儀をした
そのあと、
後ろの紗幕に映る映像
その後
「どーん」と太鼓の音が鳴り響き
後ろの紗幕がさっと上がる
そこには
私たち３分メイクメンバーが正座をして
半円を描いて並んでいる
心落ち着き、
メイクの準備ができたら
深々と「礼」をするところからスタート
厳かにメイクが始まっていく
今までの練習の次元を
一気にこえた
ステージならではの
ライブ感
ドキドキして、
まゆブラシを落としそうになりながら
一手を丁寧に進める
ステージ上では
横にいるメンバーの気配を
ひたすら感じつつ、
今まで自分がしてきた練習を
信じて
メイクをすすめていく
何を感じられたのか？
数日後気がついたことは
「我を捨てる」
でした。
当日本番前 練習風景
団体で揃えるために
練習では
自分一人で必死におこなう
いざ本番は
そこまで自分でしてきたことを
捨てて、
周りを感じながらメイクをする
それが真にできたとき
シンクロが起こる
そんな気がしました。
私が私がと頑張る時も必要
だけど、
他に委ねる
他を信じる
それも大事な力だという
大きな気づきを得ました。
このステージが終わっても
毎朝のメイク習慣は変わらない
厳かに
粛々と
メイクに取り組む
そんな日々です