姿勢の重要性2

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続、姿勢について、

前回も書いた通り、姿勢は声やパフォーマンスに大きな影響を与えるが、ボイストレーニングの世界では建前でしかなく、その詳細ほとんど知られていない。解剖学から観察しつつまた、喉頭の感覚が繊細にわからないと体感としては気が付けない。
 
詳細をかなり簡略化して説明すると、
まず、声帯を含む喉頭(のど)は、身体の中央より前側についているという事を頭に入れておく。それで、全身を、前側面と後側面に分けて考えるとわかりやすい。姿勢が悪いとは身体が前に歪むか、後ろに歪むかということだ。(左右に曲がってるのは誰が見てもNGっぽいが、無論実際にもNGだが、その理由の詳細はまた後日書こうと思います)
 
姿勢が悪い代名詞である背中を丸まるめる姿勢は、前側面が縮み後側面が伸ばされる。当然身体の中心より前についている喉は前側面の筋肉に支配されてしまう。首も当然倒れてしまい、背中が丸いままでは首を真っ直ぐにすることはできない。その状態で声を出そうと力が入ると、喉も縮みやすく、伸ばすひろげる事はかなり困難になる。喉声(力の入った傷みやすい声)になりやすく、声帯を伸ばせず固めてしまい高音が出しにくくなる。
 
もう一つのよくある姿勢の悪い例が、反り腰。これは前側面が伸び後側面が縮むことになる。
しかし、喉は中央より前についているので、後側面の力に支配される事はなく、また腰が反ることはあっても胸の後や首を反らせる事にはならないので、前側面ほど分かりやすい障害にはならない。
しかし、腰を反らせるた状態でしっかり声を出そうと力が入ると、肩が引き下ろされ肺の動きが悪くなり、背中や肩が後ろに倒れるので首を前に倒してバランスを取ろうとする反射てきな動きが起こる。
これによって個人差はあるが、弱声になりやすい。また、高音は出やすいが、声帯がズレやすく裏声にひっくり返ったり抜けやすくなる。
 
ただ、背中が丸い場合よりは喉は固まりにくいし、高音も苦しくない分、そこそこ歌えるケースも多い。
しかし結局のところ声帯を真っ直ぐに保てず、ズレてしまいやすいので、コントロールが効かず、もちろんオススメできない。
 
もう一つ突っ込んで言うと、喉を楽に自由に使う為には、喉に影響する筋肉郡の全てをバランスよく利用できる状況でないと難しい訳だが、
身体の前側面と後側面の力のバランスが均等である事が重要なのだ。
姿勢がいいというのは前後の力のバランスがとれているということでもあるのだ。
そうしていると、不意に全身に緊張などで力が入ったとしても、前後に同じように負荷がかかるので、喉のバランスにさほど影響せずにすむ、という事になる。
 
身体の筋肉のバランスが前後均等だと、声帯にどのような利点があるのかは、長くなったので、また姿勢の続編へ。
 
書き出すとつい長くなるし、文章をわかりやすく書くのがとても難しいく、、すみません。
それでも、とりあえず書き着続けていこうと思いていこうとます。
 

姿勢の重要性

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歌うこと、読み話し演じること、といった声を使ったパフォーマンスにとって、
姿勢はかなりの重要なポイントとなる。

これは、その違いをあからさまに体験した人でないと納得しないだろう。

また大抵のスクールでは建前として指導はするが、歌唱中に多少崩れても注意しない。姿勢というものがどの程度どう声に影響するのかが明確にわからないからだと思う。またどの程度姿勢が崩れると、声や歌唱に影響するのかもわからないからだろう。

しかし、鋭く違いに気がつく場合、放っては置けない最重要なポイントの一つと言ってもいい。

 

例えば、呼吸器官(横隔膜、肋骨)の可動範囲に大きく影響する。

喉そのものにはダイレクトな関連はないが、間接的にはかなり影響力が強い。

姿勢の維持によって胸郭上部が広がって安定する。胸郭の上部が安定していると、声帯もかなり安定するからだ。

専門学校の体験入学でも、受講生たちの歌を劇的に変える方法として使っている。ただ、どの程度どのように指導すると変わるのかを見定めるのは、普通は難しいだろう。しかし最重要の一つであることは間違いない。

 

そのように姿勢の繊細な使い方については、また次の機会に書こうと思います。