ある人を紹介しよう。

 

 

 

 

こんな風に感じている人はぜひ知ってもらいたい↓

 

 

 

人と違う人生を歩むのが怖い

 

 

収入や地位が安定していないとダメ?心配

 

 

肩書きがないと不安

 

 

誰かに認めらないと自分に自信が持てない

 

 

お金にならない勉強は無意味

 

 

趣味ややりたいことを追求しているのは大人としてダメ

 

 

人種差別に対して断固反対するのは大人げないダメなこと

 

 

自分で稼いだお金以外を使うのは倫理的に間違ったこと

 

 

成功したいなら、何か一つの分野に集中しないとエネルギーが分散してしまうからダメ

 

 

 


 

やれやれ。。。

 

ノー。

 

全て間違いだ。

 

ほとんどの人は常識に縛られたまま一生を終える。

 

その常識は所詮、人が作ったものだから、人の手で変えることができるにもかかわらず。

 

不幸せに生きるのに十分な量の常識。

 

あなたはなぜそれらを採用しているのか?

 

さて、ではご紹介しよう

 


↓ こんな人

南方熊楠さん。

 

 

 

 

明治から昭和にかけて生きた天才博物学者。

 

どんな人??

 

型破り!

 

10カ国語以上を自由に操り、アメリカやイギリスで活躍。

 

当時の知性の殿堂、大英博物館でイギリス人から無礼な人種差別を受けた時、相手に頭突きを食らわして即退館!!

 

その一ヶ月後に再入館、うるさいイギリス人女性に説教したら永久立ち入り禁止に。

 

だけど世界で最も権威のある学術論文誌『ネイチャー』に日本人で最多の投稿数。

 

 

西洋の日本研究第一人者のディキンズさんに対して、彼より30歳上にもかかわらず、翻訳に不備があることを厳しく指摘。

 

 

するとディキンズさんが激怒!でも南方さんの言い分に理を感じたディキンズさんは矛を収めて、二人は仲良しに。

 

専門は粘菌や民族学だけれど、全くその枠に囚われない幅広い研究スタイル。

 

なのに学歴は高卒!!東大に入ったけど翌年落第して中退。

 

外国に留学したのに大学には入学しただけで通わない!

 

おまけに大学の寮で禁止されていたお酒を飲んで退寮!

 

ダメだよ・・・

 

 

日本に戻ってきたら、フラッと熊野古道がある那智の山の中にこもって研究。

 

 

当時の有名人、中華民国建立の功労者である孫文さん、合気道の創設者・植芝盛平さん、日本の民族学の権威・柳田國男さんと仲良し。

 

 

 

 

これだけの学識と交友がありながら、日本のどこの大学にも所属せず、官僚や議員にもならず。

 

ひたすら自分の興味がある分野を、自分のスタイルで研究し続けた。

 

晩年には昭和天皇の目の前で講義する機会を与えられた!

 

 

 

その際の光景がとても印象的だったようで。

 

昭和天皇がその後、再び和歌山にいらした際には

 


『雨にけふる神島を見て紀伊の国の生みし南方熊楠を思ふ』


と歌を詠まれたとか。

 

昭和天皇が残した歌に、民間人の人名が入った歌はこれが唯一であるとのこと。

 

 

ちなみに、洋服が大嫌いだったそう。

理由?ボタンを掛け違ったら最後までずれたままで面倒だから、だそう。


ほんまかいな・・・

 

 

 

 

 


ものすごく変わった人がいたもんだ。。。

 

 

私がこのかたの情報に触れた時に感じたことである。

 

南方さんが生きた時代はまさに文明開花!!

 

るろうに剣心や、今ニッポンで大流行の鬼滅の刃の頃である。

 

 

 


『男児として生まれたからには!!』


そんな意識の頃だ。

 

 

ある程度野心がある人は軍人になって出世か、学問で身を立てて東大の教授になったり裁判官になろうとする時代。

 

 

しかし彼は、そんな俗世的な成功には少しも興味を示さない。

 

 

発表する論文も、難解な話から卑属な話へ飛ぶ飛ぶ。


このかたの人生からは『何かになりたい』という雑念が少しも感じられない。

 

 

学問領域というのは、所詮西洋人が分類しただけのことだから、この人の頭の中にはそもそもその垣根がなかったのであろう。

 

 

長風呂が大好きで、時に2時間近く風呂につかりながら、来客の対応をしたこともあったのだとか。


 

 

とても現代人が尊敬したがる『人格者』とは思えないし、

こんな人の嫁に行ってしまったら死ぬまで苦労する羽目になるだろうから、

 

もし親だったら絶対賛成しないだろう。

 

 

 

そもそもアメリカに留学させたのも、できれば家業を手伝ってもらいたいというお父様の思惑があったのだろう、

商業を学ぶ大学に入れている。

 

 

学位を取ろうともせず、日本に戻ってきてからも独立独歩。

 

 

 

 

 

 

 

生涯を辿っていると感じること。


ああ、この人は、生きている。


である。

 

 

人間が地球に生まれてくる理由は、本来の自分を生きるためだけであるから。

 

 

このような人を本当の意味で『生きている』と呼べる。

 

 

もちろん、当時の人々で、軍人になったり学者になった人が生きていなかったというわけではなくて、それぞれの道を追求して行ったのだと思う。

 

 


偽りを捨て、本来の自分を生きるということ。

 

 

私は、これ以外のことは伝える必要がないと考えている。

 

なぜなら、それしかないから。

 

 

南方さんのように、理屈を超えた『好奇心』で行動する人にこそ、本当の意味で『知』が宿るのだと思う。

 

京都北山にいらっしゃる知の巨人と相通じるものを感じる。

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それは打算的に生きても得られない。

 

自分の中にしか存在しないからだ。

 

 

ひたすら自分の心と向き合い、自然界、現象と向き合うからこそ。

 

 

 

 


人間は生まれながらに完璧。

 

 

何かを学んだり、成長する必要なんてカケラもない。

 

 

 

ましてや誰かのようになろうとするなんて愚行以外の何事でもない。

 

そう私は考えている。

 

 

 


あなたはどう生きたいか?

 

どんな人生を送りたいのか?

 

その問いに答えて欲しい。

 

一瞬一瞬、自分の心に問いかけて欲しいのだ。

 

生きるとは、その問いに答え続けること。

 

そして、純粋な好奇心を元に行動すること。

 

 

世間?

 

常識? 

 

何度でもいうけれどそんなものには意味がない。

 

 

人生を無駄にしたいのか?

 

死ぬ間際に後悔するくらいだったら、今ここで気づいて手放すのだ。

 

 

それが人間にとってかなり難しいことだというのは、人々を観察していてわかっている。

 

ましてや、私が応援させていただいている方々。

 

世のため人のために頑張っていらっしゃる良い人たちほど。。

 

思考にとらわれ、雑念にとらわれ、欲望にとらわれ、世間にとらわれ、能力だの実績だのという幻想にとらわれ、お金にとらわれ、容姿にとらわれ・・・・

 

 

宇宙にそんなものはない。

 

ハナから存在しておらぬ。

 

 

 

捨て去れ。

 

 

 

アッサリと。

 

難しく考えるから難しくなっていることに気づきたまえ。

 

アッサリボンゴレ!!!

 

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白ワインと刻みニンニクで砂抜きしたあさりを蒸して作るととても美味しいのができるよ。

 

グルメ好きなら私と一緒にイタリアングルメの世界へ行こう

 

by相川陽介

 

相川陽介プロフィール
イタリア在住。歌手、ボイストレーナー。経営コンサルタント。陸上自衛隊の親善大使。相川流道場オーナー。
日本語、英語、イタリア語、フランス語、ペルシア語を話す。
九州生まれ、九州育ち。
早稲田大学法学部中退。
国連人口基金にてインターンシップ勤務、ルーマニア平和研究所にて平和学を学ぶ。
帰国後、経営コンサルティング会社、コミッション営業会社でビジネス実務を学ぶ。

 

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