ティファニーを代表するこのイエローダイヤ

あまりにもキラキラしていて

ハレーションをおこし

なかなか上手に撮影できないくらいでした


こちらのイエローダイアモンドはニューヨークの

5番街にあるティファニー本店に飾られています

128カラットという大きさのイエローダイヤモンドで「ティファニー・イエロー・ダイヤモンド」と呼ばれる、世界中で最大級のイエロー・ダイヤモンドのひとつとして有名な宝石です


1961年に公開されたハリウッド映画

ティファニーで朝食をのプロモーション撮影では

ティファニー社製のイエロー・ダイヤモンドネックレスが使用されました


オードリーヘップバーンの髪の

センターピースとして美しい光を放っているのが

このイエロー・ダイヤモンドです

記憶に新しいのはレディーガガがアカデミー賞の時にネックレスとしてつけていたのもこのダイアモンドでした

その後ビヨンセが着用して


現在までに着用されたのはたった4人と😱


ティファニーのイエロー・ダイヤモンドが

発見されたのは世界中から多くの人々がダイヤモンドの採掘に押し寄せていたという1878年であり

まさにキンバリーのダイヤモンド・ラッシュの

真っ只中でした


最初は1人の少年が発見して妹がオモチャとして戯れていたと言われるその小石を父親が安値で売買した後に

高額のダイアモンドど認定されました😭


黄色いダイヤモンドができる原因は

ダイヤモンド=無色透明と思われる方が多いですが

無色透明以外にイエロー・ピンク・ブルーなど

さまざまな色をしたダイヤモンドが存在します

ダイヤモンドが黄色くなるのは

炭素原子の構成に不純物として窒素原子(ちっそ)が含まれる事から起こります

窒素原子が青色の光を吸収してしまう為

ダイヤモンドが黄色に見えるのです 


 ティファニー社製のイエロー・ダイヤモンドは、希少価値の高いカナリー・イエローと呼ばれています


カットを任されたのはジョージ・F・クンツ

キンバリー鉱山で採掘されたイエロー・ダイヤモンドはチャールズ・ルイス・ティファニーが買取ります

その後パリに送られたダイヤモンドは

宝石学者のジョージ・フレデリック・クンツによって観察されカットされる事になりました


しかし、クンツは当時23歳で

まだティファニーに入社したばかりでした

そんな彼が重大な任務を任せられる事になります


それは8面体で287・42カラットもあるという

当時では世界最大のダイヤモンドの原石を

完璧なシェイプにカットすると言う事

イエロー・ダイヤモンドはあらゆる角度から

深く観察されなんとカットするまでに

1年もの時間が研究に費やされましYellow Diamond)」と命名されました

宝石の美しさを引き出す為に多くのファセットが

施され通常のブリリアント(58面)より

32面多い90面にも及んでいます


さて1880年にイエロー・ダイヤモンドは

パリからニューヨークへと送られます


1893年のシカゴ万国博覧会を始めとする

多くの博覧会やスミソニアン博物館などでも

展示されてきました

近年ではロンドン、ドバイ、北京や東京などでも

展示会が開催されました


ティファニー社は当時

裸石を1万8千ドル(約210万円)で購入しました

1951年には50万ドル(約5900万円)

1972年には500万ドル(約5億9000万円)

1983年には1200万ドル(約14億円)で

売りに出されましたが

実際に買い取られる事はありませんでした


事実数年で浅ましい人間の論争と利己的な争いに

渦中のダイヤモンドは巻き込まれながらも

更に妖艶な輝きを増して輝き続けています