ジャックマール=アンドレ美術館は 19世紀末のナポレオン3世の時代の産物 この邸宅は1869年に エドゥアール・アンドレと ネリー・ジャックマール夫妻のために 建てられました。 彼らは美しさを見極める目を持った 優れた収集家 一階には広々としたサロンが いく部屋かあるのですが それらはとても巧みに仕掛けられた 可動式の間仕切りによって お客様の数にあわせて部屋の広さを 調節することができました 贅を尽くした館でパーティーが 繰り広げられていたことが伺えます “絵画の間”と呼ばれるサロンの 静物画家シャルダン(1699-1779)の 「芸術のアトリビュート」と 「科学のアトリビュート」 “冬の庭”と呼ばれる温室 大理石を見事に設えられた名高い 二重の螺旋階段 18世紀ヴェネチアの画家 ジャンバティスタ・ティエポロ(1696-1770) どれをとっても目を見張る美しさです |