時代が変わります。
価値が変わります。
情報の精査をーーーー！！
とよく言っていますが、
占い師視点で申し上げていることです。
それと多少関係して、個人的に氣になっていることを２つお伝えします。
一つは、無料であることについて
もう一つは、数字の取り扱いについて
今日は無料であることについて。
無料でサービスを享受できるものは、世に無数にあります。
たとえば民放テレビ・・テレビを視聴できる環境にあるということは
NHKから請求が来るので無料感ないけど、民放は無料です。
YouTubeも課金しなくても利用できます。
ゲーム、ポイント稼ぐやつ、SNS、生成AIなどのアプリ、
アナログなところでは無料モニターや初回無料お試し、試供品、試食など。
どれも無料で当たり前みたいなところがあります。
デジタル化が進んで無料のものも増えたように感じます。
物々交換や技術交換はお金が発生しないけれど無料とは違います。
忘れてはならないポイントは三つあって、
一つは、無料であっても人が動いているということ。
そこには思惑や意図が必ずあります。
利用者と提供者、ともに利益があるように見えて、
じつは利用者に不利益を与えるものがないとは限りません。
無課金で利用できるものが増えたがゆえに、当たり前と感じてしまって
自分が相手に何を差し出しているのかを考えなくなると危険です。
たとえばこのブログだって無料でだれでも自由に読めるし
公式LINEも同じく、LINEを使っている人ならだれでも利用できます。
無課金で遊べることを謳っている某ゲームアプリの利用規約を読んでみたところ
すべての個人情報を取得することがはっきり書かれていました。
あの長い利用規約を全部読む人はあまりいないと思いますが、
読めばちゃんと書かれています。
それがわかってれば利用しないよ！という方もいるのでは。
二つ目のポイントは、無料であっても人が動いているということ。
一つ目とは意味合いが違います。
無料とて、そこには人がいることを忘れてはならない。
感謝を忘れてはならないということです。
無料でサービスを享受することが当たり前になると
自分が利益を得るもののために動いている人がいることを
忘れがちになります。
当たり前だけど当たり前ではない。
これが抜け落ちてしまっている人が多いような氣がしています。
自分が無料で利用しているもののために動いている人たちに
感謝を忘れたら、何に感謝をするというのでしょうか。
このへんは年寄りよりも若い世代の方が感性が良さそうです。
三つ目は、お金を払えばなんでもしてくれると思わないことです。
その代表格が行政サービスですね。
税金払ったって何に使ってるのよ、っていう。
無料に慣れると課金したことへの過剰な期待を抱きやすくなります。
「お金を払ったのだから」は黄門様の印籠のようにはいきません。
お客様は神様だろ！と威丈高な態度を取るのは問題外として
お金を払うにせよ、払う必要がないにせよ、
相手が人格をもった「人」であることを忘れてはなりません。
そんなの当たり前だよ、と思っている人こそ
ご自分のマインドを今一度見直してみてください。
相手はAIでもBotでもないし、
そうだとしてもその背後には必ず人間がいます。
AIはビジネスを生み出すことはできないのですから。
当たり前化すると人間は考えなくなります。
これが実に危険で。
意図的に考えさせないようにするビジネススタイルもあります。
詐欺と何が違うのかと、わたしは思いますが
だからこそ自ら考える力を放棄してはいけないのよ。
直感は身一つで生きるために必要な力、とお伝えしましたが
本当に大事なことなんです。
直感も、自分で考えることも。
その土台があってはじめて情報社会を泳ぐことができます。
入ってくるものを鵜呑みにせず精査する、だけでなく
人と人の基本的な関係性を今まで以上に大切にすることが
これからはますます重要になるでしょう。
（つづきはこちら）
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