占い師として、公約数的な占いをよしとはいたしませぬ。
公約数的な占いとは、
一人の人を様々な占術で占ったときに、同じ特徴がいわれているから
それは当たっているだろう、と結論づける占いのことです。
これは占いの本質から外れています。
とはいえ、そう考えてしまう氣持ちは十分にわかります。
わたしは占ってもらうより先に占うことから占術に関わり始めたため、
他人に占ってもらおうという発想がほとんどありませんでした。
いまだにそれは変わらず・・・。
自分の意志で占いを依頼したのは３人だけ。
一人は買い物ついでに手相見の方に。
手相の知識だけはあるが（西洋占星術と照応するから）全く鑑定できないので
相術の方はどうやって人をみるのだろう？？という興味から。
感想は、占術が違っても出てくる結論は同じなんだな、とか
この手相見さん話しやすいな、とか。
勉強になったのに加え、話そのものが面白かったです。
一人は友人にして姉弟子の占星術師に。
これはもう、わたしも占星術師ですから、
結論は最初からある程度わかっている状態で
彼女ならどんな言葉でこの星を翻訳するのだろうか？という興味と
占星術以外にも技を持っている人なので、そのエッセンスもいただきたく。
同じチャートを眺めても占い師個人の感性がプラスされて
わずかに違った角度の視点で、全く違った角度の言葉で表現されていて
ものすごく面白かったですね。
最後の一人はマヤ暦の師匠、弓玉先生。
マヤ暦の本を一冊読んだことがあったとはいえ、
ほぼ何も知らない状態で、そしていずれこの方に弟子入りするという氣持ちで
鑑定をしてもらいました。
その時にものすごい勢いで書き留めたメモが手元にあります。
これが不思議でね・・・・。
鑑定だったのだろうけれど、レッスンでもあるよな？という内容で。
依頼者であるこちら側の受け取り方次第なのかもしれないけれど
すべてのレッスンが終わってから眺めたからこそわかることや
マヤのデイキーパーとして伝えていくことなどが
先生とのファーストコンタクトに詰まっているのです。
１時間の鑑定の間に伝えてくださったことの８割は
忘れることなくずっと心にありましたし、自分の鑑定にも生かしています。
忘れてたこともチラホラありました
走り書きのメモの中に、氣になるものがありました。
「６年半をかけて自分を演じていく」
これが冥界神が関係した占術的な読みであることは今はよくわかります。
ただ、「自分を演じていく」というワードがわたしには引っかかります。
というのも、これはわたし自身の星のテーマだからです。
６年半かけて更新していくサイクルを、わたしだったら果たして
「自分を演じていく」という言葉で表現するだろうかと考えたら
全く違う言葉でこのサイクルを伝えると思うんですね。
ですが先生は、わたしにこの言葉で伝えた。
ここに大きな意味を感じてしまうのですよ。
これも公倍数的な捉え方なのだろうか？？？
まあ、、、これも忘れてたことの一つでして←
改めて読み返して、こんなこと言われてたんかーーー！！！
と、３年越しでびっくりした次第です。
マヤのこと、なんにも知らないのによくがんばって記録しといたな。
過去の自分をねぎらいたくなるメモでした。
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