前回続きの摂食外来の話の前に、
私の苦しんだ話を書かせて下さい。
いつか近い将来、
自分がこのブログを読んで、
「あの時は大変だったなぁ」と、
いい思い出として笑っていることを祈って。
長々と私の気持ちを吐き出しているだけなので、
読みたくない方は、どうかスルーして下さい。
娘がまだ赤ちゃんの時、
予防接種をしてくれた小児科の医師に、
「○ちゃん(娘)の場合は、2歳で積み木が積めて、
3歳で食事が出来るようになるイメージですね」
と言われました。
確かに、
娘が積み木を積んだのは、2歳になってからなので、
3歳になれば、なんとか食べられるようになるかなと期待していたのですが、
なかなか食事の練習が進まなくて。
むしろ、練習以前の問題で。
前回のブログで書いた通り、
もうすぐ3歳になるのに、食事での課題はたくさんありました。
でも、
もうすぐ幼稚園に入るし、
早く自分で食べられるようにならなくては!
もう、私が側にずっとついてサポートしてあげられるわけじゃないんだから!
焦れば焦る程、
1日3回の食事の時間が、苦痛で苦痛で。
特に、2歳になるまでは地獄でした。
2歳になるまでは、
フォークはもちろん、手づかみ食べすらしないし、
どんなに私や夫が食べてみせても、
どんなに食器やおかずの形なんかを工夫してみても、
効果なし。
娘も、食べたいのに、練習させられて食べられないから、余計にイライラグズグズで。
もう、
食事の時間が修行の場みたいになっていて、
楽しいなんて全く思えないし、嫌で嫌で仕方なくて、
むしろ、恐怖でした。
集中力が続かなくて、
座っていられなくなったり、遊びだしたり、
これは2、3歳児にはよくある話だと思いますが、
娘は、ほとんど私に食べさせてもらっているから、
本人の手が暇になってしまって、すぐに飽きてしまう。
しかも、
ミルクを飲むだけの赤ちゃんじゃなくて、
ある程度はもう、大人と同じものを食べて栄養を摂らなくてはいけない年齢なのに、
言葉が全く出ないから、
娘が食事中に泣いたりイヤイヤ暴れても、
何の不満があるのか、私に何を言いたいのかも分からない。
でも、
ただでさえ身体が小さいから、
食べてもらわないと困る。
「もうお腹がいっぱいなの?」
「うん」
「これがイヤ!」
「なら、こうしたら食べる?」
「お菓子がいい!」
「お菓子はご飯の後ね」
…なんて、
短い言葉ででも、お互いの気持ちや要望を伝え合ったり、
会話をしてコミュニケーションがとれたなら、
少しは「じゃあこうしてみよう!」って希望が持てたり、
会話が弾んで楽しい時間になったかもしれない。
でも、それすらも出来ない。
聞いても「うん」も言わないし、「いや」と首を振ることもしない
しかも、
全介助で食事をさせないといけないから、
私も一緒に食事をしようにも、
私は自分のご飯を食べている暇がないし、
娘の食事が終わってから、急いで食べる。
近場に外食なんて無理だったし(だいたい、娘が食べられるものがない)、
気分転換に、お弁当を持って公園に…なんて、
もっと大変になるだけ。
私が人の目を気にしているのもあった
いつまでたっても、
自分の時間にも、余裕が持てない。
今は限られた場所で少し外食も出来ますが、今通っている療育のお弁当は、私は娘の介助で自分の分を食べている余裕がないから、私はおにぎりのみ。お弁当は子どもと同じものが基本なのに、そんな親は私だけ💧
「いつまでこんななの??」
でも、
食べさせないわけにはいかない。
放棄するわけにはいかない。
娘にイライラしてばかりで、
いつも娘に辛く当たっていました。
「だったらいい加減、自分で食べて!!」
「もう、なんなの!??
言葉で言ってみてよ!ママ分からないよ!!」
何度も娘に暴言を吐いたし、
何度も娘を泣かせました。
娘への申し訳なさと、罪悪感と、答えが分からない苦しさに、
私も何度も泣きました。
娘ではなく、
私がスプーンを放り投げたこともありました。
もう何もかもイヤになって、
ずっと娘にテレビを観せながらご飯をあげたこともあります。
娘は何も悪くないのに。
好きで発達に問題がある子どもに生まれてきたわけじゃないのに。
ふざけてやらないとか、わざとやらないとか、
そんなんじゃない、
本当に出来ないからなのに。
この頃の私は、
すごく嫌な、どす黒い、醜い母親でした。
だから、
去年まで通っていた、今の療育の前の療育で、
「お母さん、今はとにかく食べる、というだけでいいじゃないですか。
あれもこれもといくつも希望を持つと、
お母さんも○ちゃん(娘)も、お互い苦しくなるから。
食事がイヤになって食べなくなってしまったら、
それこそ大変だから。
今だけだから大丈夫、お母さん。
力がついたら、必ず自分で食べるようになるから」
と保健師さんに言われた時は、
泣きそうになりました。
泣きたくても、子どもの時から、私は人前では泣けない
「好き嫌いなく食べてほしい」
「座って行儀よく食べてほしい」
「残さず食べてほしい」
「きれいにスプーンフォークを使ってほしい」
あれもこれも、そんな希望全てを叶えようとしても、
無理なんだから。
そう言われて、
誰かに「許してもらえるんだ」と、
とても気持ちが楽になったし、
そうしたら、
いい気持ちの「もういいや」って諦めも出てきて。
「他の子と違ってもいい」って、
もう、
人がどうであれ、
私は私のやり方でやればいいんだ!
と思えるようになりました。
また長くなったので、途中ですが切ります💦
すみません!