遠くに行くということ | ウオッカのブログ

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少し遠くに出掛ける機会があると、行く先々の言葉をはじめ、文化であったり決まりごと等に対して、新鮮な感じを受けつつも、敢えていつも通りに振舞い他所から来た人間を強調したり、素直に郷に入ったら郷に従う的な順応性を遺憾無く発揮したりしては、自己満足的な楽しみに嬉々としてしまう。

その土地の言葉で話し掛けられて、ばれているだろう似非方言使いになってみたり、初めて見たことに素直に感動したり、そんなときの自分を見ているであろう地元の方々の視線が、こそばゆく感じるのが自分が遠くに来た感覚を呼び起こすみたいなのである。

それでも暫くすると感覚も薄れ、またいつか出掛ける機会を楽しみにするのが毎度の締め括りとなるのだ。

行った先のお土産は、優しくされたこと。

ただそれだけなのである。