2月1日から順次廃止になってる
一気に廃止にはならないが
順次am波からFMに切り替えが始まり
AM波(中波)は
電気機器が発生する
電気ノイズの影響を受けやすく、また鉄筋コンクリート造りの建物が多い都市部では
電界強度が低くなる
“都市型難聴”も
大きな問題になっていた。
送信アンテナが
川辺などに設置されている
ケースも多く、
防災面にも課題があった。
一方、2010年にネットで
ラジオのサイマル配信などを
行う「radiko」がサービス開始。
15年にはAMラジオの
難聴取対策や災害対策を
目的に超短波(FM)を使う
「FM補完放送」(ワイドFM)が始まるなど、
ラジオの聴取手段は多様化した。
日本民間放送連盟(民放連)によると、
1991年度に2040億円だった
AMラジオの営業収入は
2017年度に797億円と
約6割も減少したという。
このため19年には経営の厳しさを理由にAM放送を止めて
ワイドFMへ一本化することを
要望し、総務省も容認する
姿勢を示した。
23年1月、
総務省は実証実験という形で
AM波の一時休止を認める
特例措置を発表。
23年11月の放送免許更新に
合わせ、休止を希望する
事業者に影響検証の
実施を認めていた。