英会話で多いお悩みといえば、英語が通じない!!!
発音サイドから見ていく問題解決への道!
今回は前回の続き。
前回は
「発音に余分な音が混じっていませんか?」
知らないうちに、癖で関係のない小さな音を入れて発音してない?というテーマでした。
今回のテーマは
「発音すべき音を発音していますか?」です。
確かに1単語、1単語、きーーーっちり発音していると、案外通じないのですが、
反対に略しすぎちゃうのも問題です。
例えば、
_ed のd
__ing のg
can’t のt
を省略して発音。
例えば、
waterをワーラーみたいに発音。
カタカナで表現できちゃうような発音をする。
これね、悪くないと思う。今はいいと思うんです。
旅先で使うとかね。初心者さんとか。
旅先でどうしてもわかって欲しい時は、色々な方法を試して見るべきですし。
でも、これが癖になっちゃうと、知らないうちに少しずつ歪みがでてきちゃう。。。
結果、将来どんどん「通じませーん!」が増えてしまいます。
ネイティブの方が最終的に略したように発音するのはいいのですが。
(実際には、そこに聞こえていない小さな小さな音が存在しているわけですし。)
ノンネイティブの私たちがはじめからその音がなかったこととして省略した形で発音するのはちょっとネイティブの人たちの発音とは意味が違います。
だって、私たちには聞こえていなくても、そこにその音があるからです。
「旅行先でちょこっと英語が話せればいいや」よりもっともっと先の目標を持っている方は特に要注意です。伸び悩みの原因の1つになってしまいますよー。
耳だけを頼りに、強い発音だけを拾っていると、いつまでたっても、この聞こえない音はずっと聞こえないまま!!!
子供の時に英語を習わなかった大人は一生RとLの違いがわからない!なんて悲しい仮説を言われる方がいますが、いやいや、まだまだ!!!
丁寧に勉強していけば、時間がかかってもこの問題をクリアできるはず。
ちゃんとそこにある音として聞いたり、発音したりすると、時間がかかっても聞こえてきます。
大切なのは、この聞こえない音を無視しないようにすること。
さて、そんなこと言っても聞こえないもん!!
そんな方にヒント。
「発音記号」をチェックしてみてください。
今はちょこっと英単語の意味を調べるときは、つい辞書でなくappを使いがちじゃありませんか?
そして、発音もappでスピーカーからチェックしますよね。
その時ついでに、発音記号にも目を通してみてください♡
明らかに聞こえない音、違う風に聞こえている音が目ではっきり確かめられます。。
ちょっとめんどうくさいかな?
でも効果はばつぐん
だって、聞こえない音ですから。
何回聞いても聞こえないのですよ。。。。
だから目を使ってチェックしないと。
発音記号の読み方忘れちゃった??
大丈夫!
その時はappで発音を聞きながらついでに記号を一緒に確かめてくださいね。
2週間もがんばれば、記号の読み方を思い出すはず。
Vocbocでは、いい勉強になりそうな教材があると、先生が読んだ音声を配布することがあります。それはそんな小さな小さな音に気がついてもらいたいからでもあります。
繊細な作業ではありますね。
聞こえない音は発音できない。
発音できない音は聞こえにくい。聞こえない。
まるで卵が先か鶏が先かみたいな問題ですが、どちらからもアプローチするのが結局のところ近道です。
その音を聞こうとする。
その音を発音しようとする、その両側からアプローチ
ぜひお試しくださいね。
コツコツは続きます。。。
前回のその1はこちら