コロナ禍の間、実は、イギリスへの小包が送れない時期がかなり長くありました。
送れるようになったと思ったら、値段の高いEMSのみだったり、いつ届くかわからない状況だったり、小包は一切中止されていたり。。。。
今年はやっとほぼ通常配送が戻ってきました
そうです。もうすぐ、クリスマスですからねー🎄
我が家では、イギリスの家族や知り合いには必ず必ずクリスマスカードを送ります。
日本だと年賀状みたいなものかしら。。。
日本からだとこの日までに送ると必ずクリスマスまでには届く。
みたいに郵便局に告知されます。これも年賀状の締め切りと同じですね。
クリスマスの場合、結構早い締め切り日でして、確か12月頭ぐらい。
日本だと、まだ店頭にクリスマスカードが出揃ってなくてちょっと大変。
思うに、イギリスでは、クリスマスカードはクリスマスプレゼントよりも大切な習慣なのかもしれません。
実は、このクリスマスカード、うっかり送り忘れると、義母にけっこう注意されてしまいます。。。。。とっても温和な義母なのですが。
クリスマスカードってそんなに大切かなーと思っていた時期もあったのですが、冬にイギリスを訪ねるとちょっと納得。。。。
イギリスの12月頃、誰かの家を訪問すると、そこには届いたばかりのカードがたくさんたくさん飾られているのです。
お気に入りのカードや、大切な人からのカードは暖炉の上などの特等席に。
目を引くような綺麗なカードも窓辺の特等席に。
それはそれはずらっと圧巻するほどで、クリスマスツリーよりもカードの方が主役のようです。
思うに、イギリスのこの時期に関係しているのかな。。。と。
この時期。ブリティッシュサマータイムから時計が1時間戻ると、
急に寒さがぐーーーーっと増す。
日照時間がぐーーーーーっと減る。
それに伴い外出時間もどんどん減る。
暗い朝、なかなかバスが来ないとなんだか物悲しくなる。
日照時間が減るせいかちょっと鬱っぽくなる。
これから始まる長ーい冬の始まり。を感じずにはいられません。
そんな暗い冬の季節の中で、毎日のように届けられる明るいカードは
冬のお楽しみの1つなのかもしれません。
義母もニコニコしながら、暖かいミルクティーを飲み、手作りのニットの膝掛けをかけて、パチパチ鳴る暖炉の前で1つずつカードを読んでいました。
読み終わると、ちょっと悩みながらカードを飾る場所を考えて置く。
どんどん増えるカードで、家の中も明るくなっていくようでした。
本格的な冬にむかって寒さが増すイギリスで、毎日1枚1枚届くカードを眺めていると、
今年の終わりが少しずつ近づくのを感じたり、今年1年を振り返って感謝の気持ちがふくらんでいきます。キリスト教が根本にあるイギリスならではの静かな冬。
さて、話を戻しまして、やっとイギリスに小包が送れるようになったら、なんと郵便のシステムも激変していました。
船便、SAL、航空便、EMSという配送方法は変わりませんが。
以前は郵便局で、書いたり、書かなかったりした内容物についての紙も、前もって住所などといっしょにスマホで登録してから郵便局に行くように変わっていました。
重さが計れればさらに値段も事前にわかり、郵便局でのやり取りもとってもスムーズに。
うーん。便利な時代になった。。。と感激。
そして、送れない品目も増えててちょっとびっくり。
今回寒がるイギリスの家族にホカロンを送ろうとしたところ、
メーカーによって送れる送れないがあるのを発見しました
内容物にホカロンの品名とメーカー名を記入。
なるほどなー。とびっくり。
外国に何かを送る時は一度チェックするのをおすすめします。
意外なものが禁止されていますよ。
さて、もうすぐクリスマス。
皆様もホッとする素敵な時間を過ごせますように。
写真はイギリスの窓から見た冬景色です
国際郵便初心者用ページ
https://www.post.japanpost.jp/int/howto/index.html
国際郵便マイページ