なんと!27年ぶりに、イギリスを代表する現代画家の「デイヴィットホックニー展」が東京都近代美術館(清澄白河駅)で始まりました。日本国内でこれだけたくさんの作品が見られるのは本当に久しぶりですラブ

2017年過去最大規模のデビットホックニー展が英国TATEミュージアムで開かれたのですが、残念ながらその時イギリスに行けず見逃してしまった私は、今回ぜったいに行きたいと思っていますニコニコ

 

 

デビットホックニーといえば、初期は同性愛を主題とした作品が多く、好き嫌いが分かれる画家さんかもしれません。

彼は、興味のある主題が見つかると、取り憑かれたようにたくさんの作品を一気に描き上げます。

例えば、初期の頃は「プール」水に興味を抱いたのか、そこにいる人物たちに興味を抱いたのか、いろいろな構図で、バリエーションを拡げていきました。

写真での創作活動では、自分の歩く足元を何百枚もの写真で表現したり、と誰も思いつかないような視点で作品をつくりあげていきます。

近年ではいち早く、ipadによる作品の可能性を見出しました。

今回の展覧会で、ipadによる連作や大作も見られるといいなーと密かに期待しています。

 

彼は世界中あちこちに住居を移したり、明るい色彩の作品なので、イギリスの作家というイメージが少ない方も多いかな?

私は、10年ほど前に、イギリスの北部、Leedsのそばにある、「Salts Mill」というギャラリーでデビットホックニーの作品を見たことがあります。ここは、ホックニーの出身地のそばで、彼の古い友人が使われなくなったテキスタイル工場をギャラリーに蘇らせた所です。館内にはいると、飾られていたたくさんの白い百合のむせかえるような香りに迎えられて感激したことを覚えています。たくさんのホックニーの作品がとても身近に素朴に飾られていた上に、作品が古い建物に映え、とても素晴らしいギャラリーでした。

 

 

こちらでは他にも、たくさんのアートブックや、いろいろなアーティストの作品を見たり、購入できるのですが、古いものや、アートを大切にするイギリスを強く感じることができました。

 

 

あああ。それにしても、TATEで見れなかった最大規模のホックニー展のことが本当に悔やまれます。。。。

次はいつになるかわからない、今回のホックニー展、見逃し禁止ですニヤリ

 

私も見に行ったらまたご報告しますね。

 

 

 

*この記事の全ての写真は英国のsalts millでのホックニーの作品です。

 

 

詳しいことはこちら。