ソプラノしもざきです。

10月20日、21日、東京大学伊藤国際ホール、 秋田国際教養大学にて、

 

新作国際オペラ ”モンスター”を初演しました。

斬新な音楽、和太鼓との共演、軽い進行と感動の物語。

ストーリー、作品制作の監修協賛・後援をしてくださった、レオスキャピタルワークス株式会社

藤野英人社長に、心よりお礼申し上げます。

自分が歌手から、制作や協賛を集めてイベントをするようになると

思っていなかったので、マンガや映画にも詳しく、アメリカの制作チームと意気投合、

ストーリーが秋田からどんどん出来ていくプロセスは、アートそのものでした。

私たちは、新しいものをつくらなければいけないな~!

芸術家は、新しいものを作らなければいけないな!と、勝手に大納得した楽しい芸術の秋となりました。

秋田に大大大感謝です。日本の古い物語に国際性をもたせたいというのは、海外でオペラに出たりアイデンティティを考察せざるを得ない

海外での芸術活動の中で、日本の物語は移民が出てこないので、ドイツや欧米の物語に比べシンプルだったり様々な特色があります。

そのさまざまな特徴を生かし、現在のアメリカのシアター活動を良く知る数名がこの作品に向き合い、面白い作品を作ろうと決心しました。

私は芸術家として生まれてきて良かったと思いました。私は両親ともに芸大卒業し、日本でどのような活動が芸術として価値があるのかを

考えざるを得ない幼少期を過ごしました。それは自然なことです。日本は欧米文化と中国からの邦楽など、明治時期を境に文化が色々混在しています。その中でクラシック音楽の全ての作曲家の誰もが高みにおいた、オペラというあこがれの作品の歴史の中で、😊

日本人ができることは非常に実は限られているわけで、日本に市場ははっきりいって欧米の10分の1もありません。なので技術を維持するのもたいへんなのですが、欧米に行くと、蝶々夫人しかまともな出番がないソプラノの、笑その蝶々夫人自体が大声を求められる少女という、ちぐはぐな設定も、潔く言えば、西欧の強靭な肉体をもつ、少女でなければ演じられないプッチーニで、非現実的です。芸術作品は、高みに思われ実は、リアリティから遠ざかっている場合も多いわけで、そのへんをいじりたいという芸術的欲求もありました。

簡単に言えば、もっと普通の日本人で海外で面白がられる音楽舞台作品です。

逆に、現代の、スタンフォード大学が得意とする、リデザイン!の可能性がある場所で、スタンフォード岸の人々には聞きなれた手法・・

今回、英語で鬼が出て、それがばれて、3拍子で踊って、ラップがあって祈祷があって、男鹿の人々が救われる物語で

映画のCAST AWAYのようで、秋田の男鹿市の地名や話題が詰まった作品で、デフォルトで○○言えない秘密がたくさん・・・・・

こんなオペラ・・しかもオペラで・・!北斎!その娘?

どうするのか、寝ても寝られない日々が続きました・・・・・

 

作曲が出来上がって、予算があっても集客や・・主演もしなくてはいけないし、

気が気ではありませんでしたが、皆様の応援のおかげで、作品が産み出されたことに、大感謝いたします!!!

この作品が、日本の文化と欧米文化の間にたって、カジュアルな楽しい舞台作品として、みなさまに愛される作品になると良いな・・と思います!

秋田で準備を進めて下さった、須崎さん、Nさん、まゆみさん、秋田銀行の皆さま、

間に入って下さった五十嵐様、そして、何より新作の秋田男鹿半島は大確定で古文書まで取り寄せて調べ!しかし未だ

山のものとも海のものとも知れない未確認舞っ台へ大きな支援をくださいました、レオスキャピタルワークス株式会社、

心よりありがとうございました!

 

2018年10月20日 葛飾応為しもざき響子

 

新作オペラ”モンスター!” 作曲・作詞・あらすじ・衣装・舞台美術 ベンジャミン・ブリュー&坂口明

監修 藤野英人

主演 しもざき響子  神田宇士  デイビッドバンデラス

楽器 BB やまみー 江澤様  合唱 西田真美 髙橋眞弓 松本玲子 貝田みゆき 鷹応伏紘子 竹内英寛 前木久里子

 

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主催 スタンフォード・シリコンバレー赤門会 オペライベント実行委員会

制作・会場・和太鼓・Tai Hasegawa