収録曲①「君の住む街」のはなし その3 | 歌う、クリエイターの考察

歌う、クリエイターの考察

フリーランスのクリエイティブスタジオ代表であり、Webディレクター。2児の母であり、ロッカー。クリエイティブなことが好き。

とにかくこの歌詞の世界観を大事にしたかった。

 

歌詞だけをアコースティックピアノの譜面台に立て、この詩を書いた頃を思い出しながら、その頃どんな気持ちで書いたのか想いを馳せながら、ピアノで色々なコードを弾きまくる。

だんだん使いたいコードが見えたところで、歌詞をもとにしながらメロディーを探す。

 

自分が歌いたいように、つぶやきながらメロディーを探す。

この曲に関してはAメロから作っていった。

1フレーズでてくれば後はそのフレーズにつながる自分の気持ちいいフレーズを何度も変化させながら歌ってみる。

手が動きたいコードに乗せてみる。

この段階で歌詞は、今の私の気持ちに合うように変化させつつ、新たなフレーズに合わせて変化させながら、書き換えられる。

 

そんな感じで、この歌詞に最高と思えるメインメロディーとコードを、私の気持ちの良い音だけで作り上げてiPhoneで動画録音。

次にこれをfacebookで相方との二人のグループへアップ。

相方はこれを聞いてアコギでカバーし、今度は相方が気持ち良いコード、メロディーはこんな感じだと微調整して録音し直して返してくる。

 

それを私が聞いて、自分が作ったものより良ければ相方の提案パーツに替えるし、どうしても譲れないパーツがあれば譲らない。これを何度か繰り返す。

 

こうしてメインメロディーは完成する。

 

 

(つづく)