とにかくこの歌詞の世界観を大事にしたかった。
歌詞だけをアコースティックピアノの譜面台に立て、この詩を書いた頃を思い出しながら、その頃どんな気持ちで書いたのか想いを馳せながら、ピアノで色々なコードを弾きまくる。
だんだん使いたいコードが見えたところで、歌詞をもとにしながらメロディーを探す。
自分が歌いたいように、つぶやきながらメロディーを探す。
この曲に関してはAメロから作っていった。
1フレーズでてくれば後はそのフレーズにつながる自分の気持ちいいフレーズを何度も変化させながら歌ってみる。
手が動きたいコードに乗せてみる。
この段階で歌詞は、今の私の気持ちに合うように変化させつつ、新たなフレーズに合わせて変化させながら、書き換えられる。
そんな感じで、この歌詞に最高と思えるメインメロディーとコードを、私の気持ちの良い音だけで作り上げてiPhoneで動画録音。
次にこれをfacebookで相方との二人のグループへアップ。
相方はこれを聞いてアコギでカバーし、今度は相方が気持ち良いコード、メロディーはこんな感じだと微調整して録音し直して返してくる。
それを私が聞いて、自分が作ったものより良ければ相方の提案パーツに替えるし、どうしても譲れないパーツがあれば譲らない。これを何度か繰り返す。
こうしてメインメロディーは完成する。
(つづく)