人生は長いです。

20代、30代に思い描いていたものと全く違う人生になることも多々あるでしょう。

 

私も60代で仕事を得るような人生になるとは夢にも思いませんでした。

 

20代は人並みに結婚に憧れたし、30代は子育てと家事で目の前のことをこなすだけで必死でした。

 

40代は、このままの人生で終わるのは嫌だと思ってもがいた10年でした。

 

ちょうど子育ても終わりに近づき、”自分”というものを見つめ直す時間も取れるようになって来ました。

また、それまでやってきた仕事”音楽”での自分の将来について限界を感じた時でもあり、何か、他の仕事は出来ないかとずっと考えていた時期でもあります。

 

私には、パートという選択は全くありませんでした。

周囲には、単に仕事は仕事としてお金を稼ぐ手段として割り切って勤めている人が多かったですが、

私には、そのように仕事を割り切ることが出来ず、自分の納得のいくものか、やりがいのあるものを仕事にしたいと漠然と思っていました。

音大を出て、今でこそ、一般企業に就職は当たり前に出来る時代ですが、私の頃は、音大を出れば、普通は企業に勤められないのが当たり前で、私の中にもそういう固定観念や選択基準があり、

音楽以外の仕事をするなら、大学で勉強し直すか、資格を取るかの二者一択しか考えられず、

今のようにネットで盛んに情報や就職活動をできる時代でもなく、

行動したくても、そのツールもない、というような悶々とした10年でした。

 

 

50代になって、歌手のファンになり、ブログを書くことを始めました。

当時は、ブロガーというのは、非常にポジションが低く、それが仕事に結びつくような時代でもなく、

それでも、自分が「文章を書く」ことが非常に好きなのだ、ということを発見した年代です。

 

何十年も音楽の仕事をしてきて、当然、音楽は好き、という自覚しかなく、他に、自分の好きなもの、ましてや、音楽に匹敵するぐらい、それ以上に好きなものがあるとは夢にも思っていませんでした。

 

ただ、文章を書くことは、自分の心の中の感情を誰に遠慮することなく伝えられるということが、ある意味、とても快感だったと言えます。

 

この快感は、自分にとって、歌を歌うことと同じぐらいの快感なのだということを”文章を書き続ける”ことであらためて自覚したのです。

 

だから、手放さなかった。

 

人間、自分が満たされること、気持ちや心が満たされることを手放そうとは思いません。

 

そうやって、満たされることを続けていた先に、

 

ずっと探し求めていた仕事があった、ということになりました。

 

 

自分が文章を書くことが、こんなに好きなのだということを自覚もしていなかった、ということ。

 

 

案外、自覚のないものの中に、あなたの好きで得意なものが隠れている。

 

 

それには、いろいろやってみるといいのです。

 

もがいて、失敗して、体験して。

 

やってみないとわからない。

 

そして、それはきっと今までの人生の中に、必ずあるもの。

 

あなたの経験の中に必ずあるものだと気づくまで、

 

いろいろやってみる。

 

 

まずは、自分を知るところから。

 

 

そうすれば、必ず、見つかるのです。

 

 

自分のやりたいことで仕事が出来る人生は、本当に楽しい。

 

楽しいですよ。

 

 

 

久道りょう

 

 

息子一家とニャンコちゃんが、一昨日からやって来て、マンション管理会社の委託している業者は、仕事が殺到しているらしく、自分で業者を手配したら、「実費です!」と言われたらしく、

来月のお盆明けまで、ニャンコちゃんをお預かり。

 

息子達を見かねて、娘が、「冷風機送るから、それでなんとか凌げば?」と優しいメッセージ。

 

我が家が郊外にあって、仕事場まで遠すぎる、というのもあり、息子達は、その冷風機で何とか凌ぎつつ、出たり入ったり…

 

「ニャンコの世話は、おかんに頼むわ!」と言われて、目下、お見合いにトライ中 笑

 

ニャンコちゃんと仲良く出来るかな〜



なぜかモノクロになってしまいました💦💦