夏になる少し前、1枚のワンピースを購入しました。
私にとっては、かなり高額でしたが、どうしても欲しくて貯金をはたいて手に入れました。
ネットで購入するので、ポチッとするまでに何度も何度もボタンを押す寸前まで行っては、引き返す、ということを繰り返しました。
たった1枚のワンピースを購入するのに、
こんなに逡巡したことはありません。
ですが、どんなに考え直しても、やっぱり欲しい。
どうしても欲しいものだと思って購入しました。
実は、それまでに既に今年の夏に着ようと思って、ワンピースがわりになる上下のアイテムを購入していました。
それだって、気に入ったものだったし、それなりに好きなものに代わりはありません。
でも、今、それらのものは一度も手を通さずにクローゼットの中で眠っています。
ワンピースが届いたとき
それを着ていくことを考えただけで、ワクワクしました。
そして、この夏は、そのワンピースばかり着ています。
それまでの私には、
もう1枚、お気に入りのワンピースがあって、
それは、もう4年も前に購入したもの。
大事に大事に着て、今年も既に何度か着用しました。
自分のとびきりのお気に入り。
自分がどうしても欲しいものを手に入れたら、
それ以外は、本当にどうでもよくなる。
自分を心地よくしてくれるもの。
自分をワクワクさせてくれるもの。
自分の心を満たしてくれるもの。
そんなものだけでいい。
あらためて、そう思った夏です。
結局、体験してみないとわからない。
自分にとってのベストなもの。
結局、それ以外に購入したものは、無駄になるかもしれない。
それでも、本当に欲しいものを手に入れる、ということはどういうことなのかを
体験してみないとわからない。
代替品では、心は満足しないということを体験しました。
自分に体験させる。
大事なことだと思いました。
久道りょう
※
昨日は、横浜から日帰りして来ました。
また、ご報告します。