『夕暮れサウンドサイト』
作曲:からす
作詞:からす
イラスト:芝刈り機
動画:りょう
唄:GUMI
歪み過ぎたオーバードライブに
タバコの煙がしみる
夕暮れの曇り空
狭い部屋の、中で椅子に座り
やることもない、時間が過ぎていく。
箱庭みたい、公園を見つめて
遊ぶ子供、とてもうらやましくて。
空気のような無色思考は、むなしくて
生きてるのか死んでるのか
わからない自分を蹴っ飛ばして。
見飽きてきた風景を、嫌うことはなくて
あの頃と同じ、ギターを弾いていた。
想像してない今を、昔の自分が見たら
今を嘲笑うだろう。
忘れてた赤い空は、まぶしくて
眼鏡越しに目が染みる
脳裏に焼きつくほど
思い出すことも出来ない、過去の記憶さえも
今となればもう、意味など何もなくて。
覚えていることは、走り回ってた時に
見上げた茜空
時は流れていく、感じさせ無いほどに
赤色の空はいつも、瞬く間に消えていく
紅を目に焼き付けろ！
紅を目に焼き付けろ！
忘れてしまわぬように
死せぬように
見たことない風景を、好いてくことはなくて
あの頃と同じ、ギターを弾いていた。
想像してない未来を、今の自分が見たら
過去を嘲笑うだろう。
いつか見た夕暮れを忘れはしないだろう。
いつも見た夕暮れを忘れはしないだろう。