オペラ歌手 草間勇貴の

歌声のクリニック

 

【講師経歴】 

ヨーロッパにて演奏

NHK紅白歌合戦などコーラス出演

文化庁オペラ出演 etc…

 

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こんにちは!

 

「まいんふぁーたー!まいんふぁーたー!」

 

このフレーズ、シューベルト作曲の歌曲「魔王」ですが、

中学校の音楽の授業でおなじみで印象深い方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

そして音楽の授業でオペラをやると必ず、

「ンマー!」

とそれっぽいマッチョボイスで真似する男子がいたはずです。笑

 

ところでなぜ、オペラ歌手はあんな歌声なのでしょうか?疑問に思ったことはありませんか?

 

今日はその点について解説していってみましょう!

 

オペラは生声ひとつで聴かせるジャンル

 

みなさんが普段お聴きになる歌には、

ポップスや歌謡曲が多いのではないかと思います。

中にはジャズやミュージカルが好き!という方もいらっしゃるでしょう。

これらのジャンルはすべて、マイクを使って演奏します。

マイクなしでは当然、エレキやドラムの音には太刀打ちできません。

 

さて、ではオペラはどうでしょうか?

オペラは1600年ごろにイタリアのフィレンツェで生まれましたが、その当時はもちろんマイクなどありませんでしたから、生の声と楽器で演奏するスタイルがオペラです。

たまにテレビなどでマイクを使って歌っていたりするため誤解されている方もいらっしゃるのですが、

オペラはマイクを使わずに歌唱するジャンルです。

1600年当時は楽器の音も小さかったですが、産業革命などから徐々に楽器の音も大きくなっていき、現代の壮大なスケールのサウンドになっていきます。

 

自分を使って空間に響かせる

 

さて、マイクがない中で多数の楽器たちの音量を乗り越えて、客席に声を届けるためにはどうしたらいいのでしょうか?

 

多くの方は、大きな声で張り合う

 

と考えてしまいがちです。

しかし、それでは消耗も激しいですし、音色としても聴きにくいものになってしまいます。

 

では、どのようにオペラ歌手たちは発声しているのでしょうか?

 

その答えは、共鳴にあります。

 

声は声帯から発せられ、口腔や鼻腔などに響いて、身体の外に音の波として発せられます。

そして、その音はホールなどの演奏空間にも共鳴していきます。

 

よって、オペラ歌手たちは如何に効率よく響かせられるか?

これを考え、練習していくのです。

 

結果としてあの声に

 

つまり、お分かりのとおり、

「オペラはこういう歌い方だから」

という声真似から発声していくわけではなく

 

響かせるために、声を遠くまで届けるために

発声を研究していった結果として

あのような歌声になっているのです。

 

発声にも国や先生によって流派のようながわかれますし、

自身の生まれ持った声の質によって、専門とするオペラの種類も変わってきます。

ひとえにオペラ歌手と言っても様々な声の出し方があるのも面白いところです!

 

その参考としてリンクを貼ってみます。

よかったら聴いてみてください^_^

 

重たい声のテノール歌手 ジャコミーニ

 

 

軽い声のテノール歌手 フローレス

 

 

 

 

  まとめ

 

オペラ発声は声を遠くまで届ける、響かせることを念頭に行われます。

人によってその発声法や考え方も違うところが、聴衆にとってのひとつの楽しみ方でもあります。

 

また、ポップスやミュージカルなどにもオペラ発声を取り入れる流れはたくさんあります。

伸び伸びとした自分らしい良い声で、歌うことが出来るからですね。

 

 

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