《BtoBからBtoCへ:ずっとVMDをしてきたからわかることⅡ》 | 売上がアップするVMD

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売上がアップするVMDのコツ
わかりやすくお伝えしていきます。



昨日の昔話
の続き・・・

会社がBtoB主体だった時代、よく卸先の専門店様で
ファッションショーを行いました。

その中で、一番沢山実施したお店の話です。

南の方の大きな街4カ所で計6店舗ほどのお店を
構える専門店様です。

ボクの会社の商品が6~7割程度
残りは他社の商品です。

ファッションショーでは他社も含めて
全ての商品のスタイリングをボクたち
VMDスタッフが組んでゆきます。

基本的なスケジュールは、11時・1時・3時の三回開催。

お店の中にあるイヴェントフロアーで開催します。

ショーは20分ほど。

そのあと、すぐに即売会を1時間ほど。

これが良く売れるんです。

やはり、モデルが着て、ショーとして見せると
商品の価値が高く伝わるんですね。

1日で、通常月の三分の一以上の売上になります。

なので、毎シーズン必ずショーを行っていました。

残りの30分ほどでスタイリングを組み直します。

VMDスタッフ1人あたり
10~20スタイリングを組むことに。

とっても良く売れるので、毎回たくさんの修正が入ります。

どの商品もそんなに在庫が沢山ある訳でもないので
結構な量の再編集を
短時間で行うこともしょっちゅうでした。

もちろん、ファッションショーなので、洋服、アクセサリー
靴から帽子、サングラスまで組んでゆきます。

時間との戦いですが、内容の妥協も出来ません。

スタイリング次第で、大きく売上も変化しますので
まさに真剣勝負です。

これを毎日3回繰り返します。

一カ所につき、準備に一日、ショーの開催が二日間
これを4カ所巡回します。

約二週間ほどの巡業になる。

それぞれの場所で最終日の
閉店後にはお店のVMDも修正。

最後のショー、お店のVMD修正が終わると
ホッとします。

大きな達成感と開放感・・・



ファッションショーって
直接VMDの仕事とは関係ないように思えますよね。

実はとっても関係があるんです。

・VMDの演出におけるシーンの設定やそこで見せるスタイリングの設定
はショーで見せるスタイリングテーマの流れと共通点が多い
(さらにシーンが理解出来ているとショーで流す音楽の設定も容易)

・ショーのテーマごとのスタイリングのまとめ方は
VPで見せる複数のスタイリングのまとめ方と考え方は同じ

・アクセサリーのこなし方、スカーフの巻き方等は
VMDスタッフの技術が大きく貢献する
→使い方が上手いと売上にも直結しますよ

・頻繁にマネキンやトルソーを着せ替えているので
モデルに対するフィッティングスピードも速い・・・・・



印象的だったのは、そのお店を統括されている
バイヤーの方がボクたちVMDスタッフに
全幅の信頼を置いてくれていて
他社の商品のスタイリングも
その会社のスタッフにではなく
ボクたちVMDスタッフに
必ずチェックを求めてくるようになったり・・・

ボクたちも他社、自社関係なく、お客様により価値が伝わる
スタイリングを組み入れて表現してゆきました。

他社には上質なヨーロッパのインポートものも多く
それらの商品に触れることで、勉強にもなりましたよ。

今考えると、当たり前のことなのですが、そのバイヤーは
適材適所をよくわかっていらっしゃって、ボクたちを重用
されていたんですね。

今思えば、こういった
ファッションショーの経験は
その後のVMD業務の技術の向上に、とってもつながりましたよ!