あなたは何をするために産まれてきましたか?
ちょっと大げさですが(笑)
それが今の仕事だったら、素敵なことですね・・・
あなたが仕事をしていて、やりがいを感じる瞬間ってどんなときですか?
このブログを読んでくださっている皆さんの中には、ファッション業界や小売業に携わっている方が多いかもしれません。
ボクは、ファッションの中でも、小売業の店作り、商品の見せ方の仕事に長く携わっています。
仕事をしていく中で、一番嬉しかった瞬間がボクにもあります。
当時のボクは、全国の直営店を巡回して、VMDを実施する専門職でした。
その日は、ある地方都市のファッションビルに出張し、ブティックで、ショーウインドウのディスプレイをしていました。
そのショーウインドウは、ファッションビル全体の共有部分でもあり、お店とは少し離れた場所にあります。
ショーウインドウのディスプレイを終えて、一旦お店に戻って、お店のディスプレイを変えていたときのことです。
お客様がいらっしゃって、こうおっしゃいました。
『あの外のショーウインドウに飾ってある一番端のマネキンがきている商品を見せてもらえますか?』
丁度ディスプレイが終わった直後で、ボクがスタイリングをコーディネートしたので、お店にある商品でそのスタイリングを再現してお見せしました。
ディスプレイで工夫した、スカーフの巻き方や、アクセサリーまで含めてお話ししさせてもらいました。
そのスタイリングをフィッティングしたお客様は、本当に素敵でした。
すると、そのお客様はニッコリ笑ってこうおっしゃいました。
『あなたがディスプレイしたの? あのディスプレイが素敵だったからこのお店に入ったの。これ全部いただくわ』と、とっても嬉しそうにおっしゃいました・・・
実際、服だけでなく、アクセサリー、靴までお買い上げくださいました。
たしか総額30万円弱。
そのときに、背筋が寒くなるくらいゾクゾクしました。
ちょっと言い表せない感じ・・・・・
今思えば、あの瞬間が、このVMDという仕事が自分の天職だ、というような気持ちになれた瞬間だったような気がします。
今は、実際に自分が仕上げるよりも、研修やアドバイスをする機会が増えています。
そんな時でも、ワンポイントレッスンをするだけで、スタッフがとっても驚いてくれたり、感嘆してくれたり、すぐに真似して成果を報告してくれたりすると、この仕事、やっていて良かったな、と思います。
その先には、VMDも含めた魅力でお店にきてくださったお客様が居て、
そしてファッションを通じてとっても素敵な自分を発見した、沢山のお客様の “笑顔” があるんだろうな・・・
あなたは、どんなときに仕事をしていて良かったと思いますか?
どんな仕事でも、それのおかげで笑顔になれる人々が、きっといます。
これを感じると、自分の “天命や天職” が発見出来るんでしょうね・・・
