この記事で書いていること

私はハードボードを利用していることをSUPボードの考察➁で書いています。


上記の記事では、私の現在の考えとしてハードボードを推しましたが、最初に購入するのは正直インフレータブルの方がよいと思っています。

 

そのため、どうしてそう思うのかインフレータブルの良いところを説明します。SUPボードの考察➁とかぶる部分もありますが、そちらはご容赦ください。

 

 SUPを始める目的に合っている

おそらく私のブログを読んでくださっている大部分の方は、SUPをこれから始める、またはSUPを初めて少し経ち色々なことを知りたいと思いだした方だと思います。

そのため、最初はオールラウンドに使えるタイプのSUPボードがよく、そういったボードであればハードボードである必要性が全くありません。

むしろ気軽に楽しむためにはインフレータブルの方が良いと思います。

 

SUPをしていくうちに、もっと遠くへ早く行きたい、スピードを出してみたい、レースに出たい、波乗りをしたいとなれば、そこで初めてハードボードの購入を検討すればよいです。

 

 やはり値段が安い

インフレータブルの大きなメリットの一つは値段です。

目的にあっていることの1つとして始めるにはちょうど高すぎない価格帯ということがあります。

私が最初に利用したオールラウンドのボードはこれです。デザインと色が気に入ったのですが、実際に使ってみて何も困ったことはありません。

デッキパットがちょっとはがれやすいのですが、おそらくインフレータブルは折りたたんでしまうので、この価格帯ですとこれは仕方がないかもしれません。

このボードに加えて、必要な道具を全て揃えて約70,000円でした。

 

もう一つ迷っていたのがこちらで、今ならこちらを買うかもしれません。サイズが上記よりも少し長くスピードも少し出そうです。ですが、最初は本当にデザイン重視で良いと思います。

 

また、最初から少しよいものを購入していればもっと長く使えたかなと思います。

もし、最初の自分にアドバイスができるのであれば、おそらくクルージングにもよさそう、スピードもデザインもよさそうなこちらを勧めています。

最初に買っていればまだこのボードを使っていたかもしれないなと思います。

 

なお、2024年現在、ハードボードはかなり値上がりしていて購入しようとすると、タイプにもよりますがレースボードを購入しようとすれば20万~50万は覚悟しないといけません。

ですので、このインフレータブルの価格はとても魅力的だと思います。

 

デメリットを理解したうえであれば、レースボードを購入する場合であってもインフレータブルでも良いかもしれません。

 

 しまいやすい、運びやすい

インフレータブルの大きなメリットのもう一つです。

ボードは、ボード本体、空気入れ、パドル、リーシュが全て大体セットになっていて、全て付属のバックに入るようになっています。

バックの大きさは海外旅行用のキャリーくらいです。ですのでバックにしまって部屋のクローゼットでよいですし、気にならなければ部屋の隅に置いておくこともできるくらいです。

また、大きさは上記のとおりで重量についても全部合わせてもそこまで重くもない(約10〜15kg)ため、持ち運びにも困りません。

ただ、そこまで重くはないですか背負って歩くのは1km以内にしたほうが無難です。


 ある意味、丈夫である

インフレータブルの膨らませる手間というデメリットについては、考えようによっめ1つのメリットに結びつきます。

それは、ちょっと分かりづらいですが空気を入れて膨らませるという素材の「柔軟」さゆえの丈夫さにあります。

 

ハードボードは「ハード」とつく位なので材質は固いFRPで出来ています。

たしかに指でコンコンとたたくレベルであれば固いという表現はあっているのですが、使ったことが無い方が想像する以上にとてももろいです。


例えば、持ったまま曲がろうとして少し壁にぶつけるとまず間違いなく欠けますし、少し下に置こうとしてもアスファルトやコンクリートの上には絶対におけません。


海までに階段を降りる必要があったりしてそこで少しコツンとぶつけただけで一部が欠けたりします。

また、パドルの持ち替えや漕ぐ際に少し強めに当ててしまうとそれでもかけたりします。

 

その点、インフレータブルは壁にぶつけても全くノーダメージですし、アスファルトやコンクリートのうえにも余裕で置けます。


パドルで擦り跡は付きますが、ダメージというレベルでは全くありません。


まず間違いなく最初のころはぶつけますし、インフレータブルの丈夫さはプラスになります。

次のメリットも丈夫さに関係します。

 

 出廷、着岸できる場所が多い

インフレータブルは上記の丈夫さから、よほど危ない足場でなければ砂浜でなくても岩場やブロックから出廷ができます。

ハードボードは基本的に砂浜からしか出廷、着岸しません(できません)。

 

そのためインフレータブルであれば景色の良いロケーションから出廷をして、海の散歩を楽しんで隠れ家的な島の裏側のような多少砂利のような足場であっても気を付けて着岸ができます。


ハードボードはそういうことができません、少しでも固いものにぶつけるとすぐに欠けて傷がついてしまうからです。

上記のとおり高価なハードボードを購入すると、小傷がきになりますからね。

 

今回は、インフレータブルの良い点をまとめました。

インフレータブルのボードはとても良いと思うので、最初のボードとしてはこちらを選ぶとよいと思います。