明るい草冠

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マウスは致死量の高濃度放射線を浴びたとしても、放射線への暴露から24時間以内に二重投薬療法を行うことによって生き残ることができる!!!!
結構衝撃的な見出しですよねニコニコ

被ばくすると、腸では損傷部位から腸に住むバクテリアが血液中に入り込む。
このバクテリアが悪さをするから問題なんですねショック!ショック!
このため被爆者には抗生物質が投与されています。
菌にたいして戦うためですねグー

例えば、殺菌力があり、透過性の高いタンパク質てあるBPIは、腸から侵入するバクテリアへの免疫反応を行うことで知られています。
このBPIの血液中の割合は、被ばくすることで71倍にも増えると言われています

そこで被ばくしたマウスに対してフルオロキノン薬(抗菌活性を持つ化合物)とBPI を2重投与したところ、80%のマウスの生存率が上昇したという。
現在これらがヒトにも有用ではないかと考えられています。
早く人にも応用されて、放射線で汚染された人の手助けになるといいですねグッド!

E. C. Guinan et al., Bactericidal/Permeability-Increasing Protein (rBPI21) and Fluoroquinolone Mitigate Radiation-Induced Bone Marrow Aplasia and Death. Sci. Transl. Med. 3, 110ra118 (2011).
イタリアに死のトライアングルという場所がある。

イタリアのカンパニア地域(アッチェラ、ノラ、マリリアーノに囲まれた地 域)であり、致死率の高い地域として知られている叫び
また、胎児に先天的欠損症が多いことでも知られているあせる

なぜこのようなことが起こるのか?

それは、ごみの不法投棄による環境汚染が原因であるといわれているガーン
カンパニア地域はごみの不法投棄が問題となっているのだダウンダウン

死のトライアングルに住む女性の血液細胞を採取すると、ある変異が観察されたという汗

それは代謝産物である活性酸素によって、テロメアの減少が通常よりひどい というものだ。
テロメアとは染色体の先端にあるキャップのようなもので、染色体の保護を行っている。
このテロメアが減少すると心臓病や認知症に影響するため、これが致死率が高まる原因であると考えられているしょぼん

ところで、このごみの有毒物質はなんだろうか。

それは日本でも有名になった「ダイオキシン」という物質である。
ごみ焼却場でプラスチックなどを焼却した際に出るといわれている。
ダイオキシンはやはり恐ろしいということがまた明らかになった。

プラスチックの処理に、いろいろと対策を講じる必要がある!!

ちなみに先天的欠損症もダイオキシンが原因であると考えられており、胎児の成長を阻害するということが分かっているそうだ(;_;)

参考
Italy's 'triangle of death' linked to premature ageing
New Scientist magazine - 14 April 2012 p10
新しく恋人ができた人や、新婚の人に比べて、恋人がいない人や独身の人は、ネガティブなものにストレスを感じ安いということが研究で明らかになった!!

新しい恋人がいる人は、ストレスをほぼ感じないらしいアップ

愛はストレスを減らすのだドキドキ
ストレス社会において、一番効くのは愛なのかもしれないラブラブ!


参考:New Scientist Falling in love makes men broody 14 February 2012 by Linda Geddes