じめついた空気に乾ついたセミの鳴き声、そして私の喘ぎ声が響き渡る
「ロンポロ!はあはあ、あっ、あっ!ロンポロ!ひっひっふー。ひっひっふー!ほわっ!すごい!今の技どこで!?」
「なんやねんな!ショショフェリーノはんも好きなんやないですか!望み通りケツに手あと付けさしてもらいまっせ。ほれ!はいリズムに乗っていきましょや!パンパン!スタッタ!パンパン!スタッタ!」
そんなプライマルスクリーム(原始的叫び)に気付いた更衣室の小学生達が我々の継承者制作を眺めにかけつける。
「お兄ちゃん達何してるの?」
「レオナルド・ダ・ヴィンチの真似事さ。」
二日後、私は最新式の自転車で林道を駆け抜けていた
父さんはこの自転車を馬鹿にするが私には最高の友人だった
6速ギアに洗礼されたハンドルグリップ、サドルにはスプリングまで付いている。
それなのに父さんと来たらそんな物は子供のオモチャだと馬鹿にするんだ
ちぇ、あんただってケツに振動型オモチャをぶち込んで喜んでいるじゃないか
今朝私を叱っている時だってずっとケツからウィンウィン聞こえてやがったんだからな!本当だ。父さんは常に全てを馬鹿にしているんだ
叱りながらそうする事に快感を覚えてやがるんだよ!
激しい怒りに駆られた私はギアを上げ全速で道を切り進んだ
この自転車、いや「親友」と共に。
続く