プーチンの日記 -7ページ目

少年のお腹にキスをしてしまいました。



男の子のお腹にキスをしてしまいました。
なぜ自分でもこのような行動をとったかはわかりません。
公然わいせつと言われても仕方ないかもしれません。
世界中で大きく報道されるかもしれないと思うと、
恥ずかしさのあまりに料理に夢中になってしまいそうです。

このところの私は、ちょっとおかしくなっているかもしれません。
来月に控えた、ペテルブルグ先進国サミットという重大な行事で
ホストを行うことや、先の大使館員の処刑などが、思ったより
こたえているのかもしれません。

と、しおらしいふりをしてみましたが、実のところ計算ずくです。
もちろん、内なる衝動を抑えられなかっただけなのですが、それでも
計算ずくなのです。おおむね一つの行動はある行動の代償行為で
あるとか、カムフラージュだとか思われがちなのですが、
実は私はただ本能のおもむくままに行動しているだけなのです。

しかし、思うままに振る舞っていると、人が勝手に深読みをします。
そして私がどのような行動をとろうと、「プーチンだから」で
済まされることを知っております。それを利用して、実はシンプルに
振る舞っているだけなのです。伏線は完璧です。

テロリスト壊滅のために、イラクに特殊部隊を派遣しました…

悲しいニュース



今日は悲しいニュースを二つお知らせします。
一つ目は、イラクで拉致されていたロシア大使館員4名が処刑された
ニュースです。大変いたましい斬首映像が公開されました。

もう一つは、国内でサッカーの試合中に落雷があり、一人が死亡、
一人が重傷を負ったというニュースです。今年のヨーロッパは
異常気象の徴候が出ており、数年前のような猛暑になるかもしれません。

ロシアもまた例外ではありません。モスクワも暑い日が続いていて、
そこに来てこの落雷事故です。まったく不幸としか言いようがありません。

このように、重大なニュースとそうでないニュースを並列して、
印象をぼかすのは情報操作の基本です。イラクの件に深く触れて
欲しくないということをごまかしました。

私がわざと見殺しにしたなどという詮索はやめてくださいね…

アメリカ、北朝鮮を攻撃



想像以上に早い展開になってしまいました。いえ、ニコール・
キッドマンの結婚の話ではありません。テポドン2に対する
アメリカの反応です。

アメリカがイラク・イラン・北朝鮮に対して「ならず者国家」宣言を
した時点で、ブッシュ政権はこれら三つの国に対するアプローチを
その行程表に書き記しました。しかし、スケジュールの正式決定は
いつだって流動的です。ただ、チーム・ブッシュの意志は明確で、
また期限も彼が在任する来年までに限られているのです。

アメリカ政府高官は、ワシントン・ポストにこうリークしました。
「北朝鮮が発射に固執するなら、発射可能になる前に先制攻撃する
意図を米国は直ちに明確にすべきだ」と。

アメリカのメッセージは、テポドン2が発射される前に基地を破壊する
ということですが、これにはアメリカ特有の事情があります。
アメリカのミサイル迎撃システムは常に笑いの種なのです。NFLの
クォーターバックにミサイルを投げさせた方がまだまし、と言われます。

つまり、テポドン2というヘロヘロボールを投げられたら、アメリカは
バットで打ち返さなければならないのですが、そうするとホームラン
バッターでないことがばれてしまうというジレンマから来る、
「先制攻撃」宣言なのです。アメリカはそのバットでボールを打つこと
はできませんが、ピッチャーをしたたか殴りつけることができる
というお話です。

しかしどちらが先に攻撃しようが、いずれはそうなることなのは
「トムとジェリー」を見るまでもなく明らかです。以前も述べた
ように、発射や攻撃は極めて観念的な世界の話なので、物理的に
爆弾が炸裂するかよりも、互いの心の中で爆発が始まっていれば
それはもう戦闘モードと言うことができます。

私は平和を愛してますよ、ええ…

チリのドラえもん



公務に忙しくしておりますが、この時間はワールドカップの
フランス×トーゴ戦を見ようと思い、テレビをつけました。
私が世界中のテレビを視聴できるのはご存知かと思いますが、
何かの間違いでチリのテレビ、CHVをつけてしまいました。

それでもこの時間はサッカーが放映されると思い、流れる
コマーシャルを見、その後でサッカーが始まると思いきや、
始まったのは日本で見慣れたドラえもんでした。
登場人物はみな流暢なスペイン語を話します。のび太は
のび太という名前でしたが、ジャイアンはグランデと
改名されていたような気がします。

どこでスペイン語の吹き替えが最初に行われたのでしょうか、
かなり古い映像でした。おそらくはラテンアメリカを彷徨して
いるコンテンツなのだろうと想像されます。

日本のアニメーションは重要な輸出コンテンツですね。
最近のロシアの世界コンテンツは、タトゥーがだめに
なってしまったので、もっぱらテニスプレーヤーです。

私がブログを始めた理由を、そのうち語りましょうか…

先日見た夢の話



自分の見た夢からヒントを得ることは多い。
そこで先日見た夢を書き記しておこうと思う。

その女性と私は、二人でどこかにいるようだ。そのどこかは
思い出せない。その女性は、私が子供のころ気になっていた女の子と
有名人のミックスか、またはよく覚えていないもう一人のモザイク。
人物が混合しているような、切り替わっているような、夢によく
ありがちな感覚だ。「女の子」も「有名人」も、私の「最もお気に入り」
だったというわけではない。が、彼女らを好きではある。印象としては、
奔放なキャラクターの象徴のようだ。

彼女と私の二人は、椅子ではないところに座っているようだ。
彼女は私に足を絡めたり、体を寄せたりしてくる。
彼女は私に好意を抱いているようだが、はっきりとはわからない。
彼女の奔放さが、真意を読めなくしているのだ。

私も彼女に好意を抱いている。私は君のことを好きだ、という旨の
ことを告げようと思った。しかし、なかなかタイミングや流れが
掴めなかった。そしてその一瞬は不意に訪れた。

それまでの会話の流れがふと途切れた。瞬間的な沈黙と静寂である。
その後、私は「愛してるよ」と彼女に告げてしまった。
穏当な表現でないという意味で、自分でも意外な行為だった。

そして彼女は、私の言葉にあたかも雷が打たれたかのように
反応した。私を見る彼女の目の光は、一瞬にして恋人を見る
女性のそれになったのだ。その場面の何とも言えない濃密さは、
この夢の中で最も印象的だった。

場面が転換した。彼女と私は、駅のプラットフォーム上にいる。
駅のプラットフォームは高い位置にあり、その横がやや窪地になっている。
小型戦闘機ぐらいの大きさ・形状の飛行機(しかし戦闘機ではない)が
その窪地から飛び出してくる。一機目が飛び出してきたのを見た。
横にいた彼女はそれを見ていなかったので、ぜひ見せたいと思った。
そして、二機目の飛び出しを見せることができた。

おおむね以上で意識が覚醒し、あとは少しの間、妄想に浸った。
妄想の内容は、ここで公にはできないよ…