こんにちは!
日本人学校での演奏の次の日はベルリンでのお仕事。
ワーナーブラザーズの映画[Die Hochzeit(結婚式)]の試写会にてアクセントカルテットとして演奏をしてきました
ドイツ人なら知らない人はいないという有名俳優、兼監督であるティム・シュヴァイガー(Tim Schweiger)が今回新作のドイツ映画を完成したのでそれの宣伝イベント。
そういえばこの人の映画はよくドイツへの飛行機の中で上映されてたような?
日本では全く馴染みがない人ですが
ベルリンのカイザー・ヴィルヘルム教会の真向かいにあるZoo Palast(ツォー・パラスト)が今回の舞台です。
このイベントのメインはなんと、映画「結婚式」にちなんで本物の結婚式をやってしまおうというもの。
抽選で選ばれたカップルの結婚式をワーナーブラザーズが全額支給するというもので、当選した2人はシュトゥットガルトからの花嫁花婿でした。
実はそんな詳細も知らされないまま、当日の打ち合わせでリクエストされた曲は、結婚式の定番曲、「オールオブミー」
私たちのYouTubeでの映像を目にしたのが出演打診の決め手だったそうです。
打ち合わせとサウンドチェックを終えると時刻はもう5時を過ぎ、あたりも暗くなってくるといよいよ準備も正念場。
その模様はテレビでも生中継されるということで、聴衆の熱気も警備態勢もヒートアップしていました。
控え室では映画に出ている俳優さんなども談笑しているというのに、私はドイツのテレビに出ている有名人を殆ど知らないというのは少しもったいないことのように感じました。
それにしても、、、
この日ほど自分の背の小ささを感じたことはなかったかもしれません
俳優さんからスタッフの人まで皆背が高くてですね、急にそれが恥ずかしくなってきて、、
私が立っていると逆に小ささが目立つのでずーっと座って甘味の暴食に走っておりました。
何を今更、という話ですが。
そして結婚式イベントの開始の合図を聞き入場〜と共に中からは見えてなかった報道陣の数にビックリ!
ワーナーからのカメラが11台入ることは聞いていましたが、待ち構えていたのは明らかに30台以上のカメラ
大好きサンドウィッチマンの「なんだか興奮してきたな」というフレーズが頭に浮かびます。
そしてオールオブミーを弾き始めるとリムジンから降りてきた新婦さんとティム・シュヴァイガーが会場で待ち構えている新郎のもとに入場。
というのもティム・シュヴァイガーが結婚立会人という役を請負っているからです。
素敵なカップル
全国放送のテレビを通しての結婚って、かなり勇気がいると思います。
ちなみにこの日のベルリンの気温は3度
屋外撮影だったので、北風吹く中のウェディングドレスは相当寒かったに違いありません。
この様子は生放送され、次の日には各テレビ局で映画の宣伝と共にニュースとして取り上げられていました。
いつまで視聴可能なのかはわかりませんが一応貼っておきます。
式の終了後は試写会と打ち上げもあったのですが、夫たちはデュッセルドルフにとんぼ返り、私は母と娘の待つホテルへ一目散。
お正月からドイツへ母が来てくれたから実現できた演奏の仕事でした
授乳をしにしょっちゅうホテルへ帰っては会場に戻ることを繰り返していましたが、
演奏時間は正味たったの3分。
デュッセルドルフからの移動や打ち合わせを含めると一日がかりの大仕事となりました。
終了後、Steven Gätjenというドイツの有名司会者(知らない)との記念撮影。
そして、こちらのティル・シュヴァイガー本人との写真なんですが…
やっぱり、と予想が的中。
わたし小人ですわ。。。