こんにちは。
先日は久しぶりに夫の祖母のお見舞いにフライブルクまで行ってきました
前回行った際は脳梗塞からの肺炎になった直後の訪問だったため、家族の誰もがもう諦めていましたが、奇跡の復活劇を遂げていました。
強い生命力もさる事ながら、記憶力までしっかりしていて本当に驚かされました。
今は老人ホームで生活しているのですが、日本で私の持っていた施設のイメージとだいぶ違います。
自由に外出もOK、食事の時間枠も広く、お医者さんも訪ねてきてくれます。
介護側の人手が足りない現状は日本と変わりませんが、それでも何となく開放的で自由が許される印象を持ちました
お見舞いに行ったあとは、フライブルクから車で1時間フランス国境に向けて車を走らせコルマールへ。
ハウルの動く城の舞台にもなったと言われる有名な観光地なので、一度は行ってみたかった街
第二次世界大戦後にドイツからフランス領になってしまいましたが、今でも昔のヨーロッパの面影が残るとても魅力的な街(旧市街)でした。
街並みを作り上げる建物たちは、美しい、というよりとても可愛く、まさにおとぎの国を再現したようです。
コルマールで1番有名なスポットといえば、運河沿いのこの景色。
天気予報ではかなりの悪天候のはずでしたが、いつもの晴れ女パワーを発揮し、滞在中なんとか雨も降らず、持ち堪えてくれました
トリップアドバイザーでチェックした第1位のカフェ "Au Croissant Doré" で一服。
もちろん甘みは必須。エクレアとレモンタルトを注文し、種類の違う美味しさにほぼ1人で完食…
甘いもの食べすぎないように心がけているんですが、砂糖依存症はなかなかのくせ者であります。
そして甘みのあとの誘惑はまた甘み。
色々な乾燥フルーツが売っているお店が。
スーパーで買うのとは違って固すぎず、フルーツそのものの甘みと砂糖の甘みが楽しめました。
(さすがに食べたのは後日のことですが)
再び歩き出すと、なんと車が吊り上げられる瞬間に遭遇。
ドイツだと駐車違反程度なら張り紙を残され罰金を払うのですが、ここでは結構過激。
コルマール街ブラして、さーかえろっと戻ったら跡形もなくマイカーが消えてるって・・・
恐ろしすぎる。
こちらはサン・マルタン(マルチン)大聖堂↓
観光地ということもあるからか、教会内では銅像の前ではしゃいで写真を撮ったり、アイスなど食べ歩きしてたりする人々も。
昔はもっとマナーが厳しかったはずですが、今は全体的な常識力が低下してるのかもしれません。
このレストランには何故かあちこちにジョウロが掛かっています。
この街で有名なマスコット、コウノトリも窓際にチラッと見えます。
ちなみにコウノトリが赤ちゃんを運んでくるという言い伝えは日本だけの話ではないそうです
まだまだ旧市街を散歩したい気持ちは山々だったのですが、この日デュッセルドルフまで帰らないと行けなかったので、3時間ほどで街を後にしました。
この街が今やドイツでなくなってしまったのが惜しいばかりです。
ドイツもあの戦争でとんでもなく価値あるものを沢山無くしたんですね。
戦争の代償は人命だけでなく、爆弾で歴史的建造物破壊されたり人々は土地を追われたり、莫大な損失となっているということが後世にも色濃く残っているんだなと気付かされました。
それでは〜