月曜日、火曜日と友達でビオリストのサスキアと一緒に、オランダのデン・ハーグへ旅行に行ってきました。
アムステルダムには旅行、演奏会を含め何度か行きましたが、デン・ハーグは今回が初めて。
デュッセルドルフから電車で3時間で到着です。
ホテルにチェックインしてすぐ向かったのは、デン・ハーグから電車で15分のデルフトという小さい街。
デルフト焼きで有名なところなので、まずはロイヤル・デルフト陶器工房を訪れました。
音声ガイドと共にデルフト陶器の歴史や職人が絵付けしている姿から、まだ焼いた後のまだ真っ白の課程まで見ることが出来ました。
白と青は元から大好きな色の組み合わせで、美しい展示品やショップでの商品はどれだけ見ていても飽きが来ません
職人の業はその伝統を古くから受け継がれ、守られています。
トラムで移動してもう1つの工房に来た際は、そこで働いているガイドさんが簡単な案内をしてくれました。
「こーんな大きい壺を今注文貰って、焼いたところなんですよー」
と見せてくれたのは壺と言うより、もはや箱、入浴できる大きさ
誰が注文しているのか、お姉さんも知らないそうです。
職人さんが働いている光景も写真撮影オッケー
全て手書きで色も施されたお皿やコップは、一つ一つがとーっても良いお値段がするので手が届きませんでしたが、並べられた商品を見てるだけで満足できました
それからはまたデン・ハーグに戻り、街を散策。
といっても月曜日はほとんどのお店が19時までだったので、レストランくらいしか空いているところはありませんでしたが。
(あとは日本でご法度な麻薬のお店とか)
もう7月中旬だというのに、ライトダウンを着てちょうどいい気候です。
オランダといえば自転車。
ドイツでは自転車は歩行者の道では走行禁止なのと、自転車専用の道が少ないため、自動車がビュンビュン通る車道を走らなければいけないことが多いです。
そのため自転車、自動車のどちら側もヒヤッとすることが日常的に起こります
ですがオランダは自転車用の道が整備されているので比較的走りやすいですし、平地が多いというのが自転車が愛される由縁みたいです。
立派に咲き誇る紫陽花。
街に自然の緑は少ないですが、至る所に花が植えてあり、それが街を彩るアクセントになっています。
こちらは古い歴史を持つ政治の核を担うビネンホフの裏側。後方に見える高層ビルは駅の方角で、近代的な建築物の数々は、街の発展を象徴するかのよう。
そして内側の広場
このビネンホフのすぐ左側には、マウリッツハウス美術館が隣接しています。
そして次の日は朝イチで、Happy Tostiという人気のお店で朝食。
開店と同時に行ったので一番乗りでした。
このブランコを写真で見た時から行ってみたかったスポット。
朝食セットも自家製オレンジジュースや、カリッとガーリックで焼かれたパニーニが美味でした!
そしてその2軒くらい先にあるお土産屋さんがまた本当に可愛くて、、、
オランダの象徴ともいえるチューリップ、その木製の花々が色鮮かに迎えてくれます。
こちらはデルフト焼きとはまた系統の違う、手作り陶器のお店。
屋根まで届く棚一面に並べられた商品の皿はもはやお洒落なインテリアです。
デン・ハーグは街が広々として、人の雰囲気も穏やかな印象を受けました。
そして近代的、現代的なアートや絵が置いてあるお店が多いのが目立ち、芸術に開放的なのが伺えます。
1泊2日でお隣ドイツとは違う国民性や文化にも触れ、リフレッシュ出来た旅行でした。
ソロ録音収録まであと少し、また明日から頑張ります