こんにちは、ドイツはここ最近一段と冷え込んできました。
10月からはオーケストラの仕事が急激に忙しくなり、風邪にならないギリギリをさまよっておりました😌
 
一番のオペラの目玉だったのはワーグナーの「神々の黄昏の黄昏」、ニーベルングの指環の最終章です。
 

 
 
大作とだけあってこのためのリハーサルがかなり集中しており、リハの後は魂が吸い取られたかのようにヘトヘトになりました。
 
1度通すだけでも
 
第一幕が2時間
休憩
第2幕が1時間
休憩
第3幕が1時間15分
 
なので6時間近く掛かります。
素晴らしい音楽だけど、ここまで長く無くても…と思うのですが、それこそがワーグナーオペラの真髄ともいうのでしょうか。
 
そんなシリアスなプログラムとはうって変わって、月末にはハリーポッターの音楽を書いたジョン・ウィリアムズの作品をトークを交えての演奏会がありました。
 
 
 
トンハレはコンサートホールとなる前は元々プラネタリウムだったこともあり、天井にはまだ数々の星座が残っています。
 
 
照明が醸し出すとても神秘的な空間でした。
 
 
アクセントカルテットの仕事では、Søstrene Grene(ソストレーネグレーネ)の新しくオープンした店舗で演奏してきました。
 
まずはミュンスター。こちらは大聖堂です↓
 
 
同じノルトライン・ヴェストファーレン州にいながら1度も行ったことのない街でした。
 
街の中心地にあるドームから徒歩5分にあるショッピングモールの中にソストレーネグレーネがオープン
 
 
 
写真の右側にも写っているように、お店の外にも長蛇の列が出来ていて、それが朝から晩まで途絶えることがありませんでした。
(まるでAppleの新作でも出た時みたい…)
 
そしてドレスデンでもお店がオープンしたのですが遠すぎるのもあり私は参加せず、
 
先日、デュッセルドルフから1時間ほどのところにあるボーフムで演奏してきました。
こちらも買い物客で賑わい、入店規制が掛かっていました。
 
 
 
 
クラシックからポップスまで、様々なジャンルで演奏しました。近い将来ジブリ音楽もレパートリーに入れたいなと思っています。
 
10月はもう一つ大きな作業がありました。ドイツへ来て初めての、過去4年分の確定申告。噂には聞いていましたが、これがものすごく時間の掛かるものなんですね😵
 

 
今の時代はメールに膨大なデータが保存されているので、自分でも忘れていた領収書が大量に残っていたことに助けられました。
 
11月は新しいオペラやバレエの公演が始まるので、これまたあっという間に終わってしまうんだろうな。
皆さまも風邪には気を付けて下さいね😊