こんにちは。
 
1ヶ月あった日本滞在ですが、あれよあれよと言う間に時は過ぎ、気付けばもうドイツに帰ってきていました。
 
遡ること7月中旬、オーケストラも6週間の夏休みが始まり、最初の2週間は夫が講師として教えている講習会にお供してきました。
 
 
場所はフランクフルトやダルムシュタットの近くにある、ツヴィンゲンベルクという村で、ワイン畑が1面に広がっている素敵な所でした。
オープニングコンサート後に教授陣たちと。
 
 
日本の受講生とかも沢山来ていたので、通訳したり、バドミントンしたり、久々に気楽に過ごした一時でした。
講習会から帰ると次の日には日本へ出発。
 
今回はちょっと安かった、デュッセルドルフ→ヘルシンキ→成田→セントレアという乗り換え多いルートで来ましたが、結果20時間近い旅行にヘトヘトになりました。
 
第3週目にはコンサートのため、カルテットのチェリストがドイツから到着。
3人で練習をしたり、大須や熱田イオン、民衆的な居酒屋などに連れていきました。
こんな観光とも言えない近場巡りですが、日本が初めてだったこともあり、全てが興味深いようで、喜んでくれました。
 
その二日後にビオリストも到着する予定だったのですが、そこでハプニングが、、ゲッソリ
 
アテネからモスクワ、韓国経由で中部国際空港に着くはずが、モスクワでアエロフロートによって勝手に航空券がキャンセルされてしまうという事件が発生。
 
その結果、上海経由で飛ぶことになり、30時間も掛けて中部国際空港に到着することになってしまいました。
その上スーツケースが上海の空港から日本に運ばれることは無く、完全に紛失。。。
 
とりあえずその日は遅かったので休み、次の日からようやく4人でコンサートの練習を始めました。
といってもコンサートはもう次の日に迫っていました。
ビオリストのコンサート衣装は、失われたスーツケースの中。
ということで、合わせが終わると4人でイオンに駆け込み、ビオリストのコンサート衣装(上はシャツから下は靴まで)を探し回ることにバイキンくん
 
そんなドタバタ劇がありながらも、迎えたコンサート当日。
演奏会場の東浦町のこのはな館に到着すると、ガラス張りの窓から見える於大公園の緑の中に、200席を超える席が用意されていました。
 
 
町主催のコンサートということで、広報にも載せていただいたきました。
 
 
 
前半はハルフォルゼンのパッサカリアのデュオ、モーツァルトのアイネクライネナハトムジークという古典派のメロディから、後半はロマン派、タンゴまでという構成。
 

お客さんの反応を見ていると、最初から難しいコアな曲まで、様々な表情で真剣に聴かれていて、とても良い雰囲気での演奏会になりました。
 
こちらの東浦町の神谷町長のブログにも載っています。
 
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演奏後、会場の外を見てみると竹の灯篭が並んでおり、幻想的な空間がありました。
 
 
 
 
ちなみに別の日に、東浦町と大府市合同の花火大会があったのですが、今まで見たことない程の大迫力の花火を見ることが出来ました。
 
文化面からも垣間見る町の発展ぶりが著しくて、帰る度に驚かされ嬉しくなります。
 
 
そして次の日はお馴染みのon musicさん主催での5rでのコンサート。
こちらはメンデルスゾーン、シューベルトを、「愛と死」というコンセプトのもと全楽章を演奏しました。
 
 
コンサート会場にはおなじみの方々もいらっしゃり、アットホームな雰囲気の中、演奏者の集中力とエネルギーがぶつかり合う演奏会でした。
 
↓今回も練習場所を快く貸してくださった、大橋さんと一緒に。
 
 
日本滞在のメインはこんな感じで、色々と美味しい和食やかき氷を食べるだけ食べて、また一段と立派な体格になってしまいました…。
ちょっと気を付けて元に戻れるよう頑張ります。
 
次回はコンサート以外のことを書こうと思います。それではニコニコ