こんにちは!
日本では馴染みのないイースター休暇に突入しましたニコニコといっても私はキリスト教でもないので、毎年お祝いすることもありませんが、ドイツではクリスマスの次に大切な休日ということでお店のほとんどが休みです。
そしてふと気付けば、今年ももう4分の1が過ぎてしまったんですねびっくりびっくり宇宙人働いてると毎日が早いです。
 
1月からも様々なコンサートが始まり、アダム・フィッシャー指揮のもとマーラーの交響曲『大地の歌』や、ハイドンの『ロンドンシンフォニー』、ベートーヴェンの『英雄』などを演奏し、もちろんその他も古典から現代のプログラムでの演奏会も経て、今は専らワーグナーがメインです。
 
 
ワーグナーの超大作であるニーベルングの指輪の第2夜であるワルキューレと、第3夜のジークフリートが同時に来ています。
ちなみに第1夜であるラインの黄金は既に昨年の夏に上演しており、チケットは全公演が全て売切れるくらい毎回人気のシリーズですラブ
私はワーグナーの熱狂的なファン、ワグネリアンには足もとにも及ばないにしても、彼の音楽はマーラーよりも心をグワッと掴まれる感覚があります。個人的な感想を言えば、マーラーは自然をモチーフにしたメロディが多いのに対し、ワーグナーは人間の心情的なものをより多く描写しているような印象を受けます。
(もちろんマーラーのアダージェットのような緩徐楽章は、崇高で甘く深く、ドロッとした人間の感情が出てきたりしますが)
ワルキューレもジークフリートも、2回休憩入れてそれぞれ5時間ほどあるので、目と頭をものすごーく消耗しますチーン←終演後はリアルにこんな顔して家に帰ってますチーン
しかも1幕、2幕3幕とあり、最後が特に弾くのも読むのも大変に難しくなっていて、それがちょうど疲れのピークに来るという・・・滝汗
爆弾
しかし何事も慣れというもので、回数を重ねる毎に要領が分かってくるのか、少しずつ疲れやストレスが軽減される気がします。
ちなみに最終夜の『神々の黄昏』はこれよりもさーらに長いみたいなので、食べてばっかじゃなく運動してさっさと体力つけようと思います宇宙人くん
 
さてさて、昨年少しブログでも触れた今年の夏の演奏会ですが、この度チラシが出来上がりました。
 
 
 
 
いつもお世話になっているON musicさまのもと、今回はドイツからのメンバーとの弦楽カルテットで、メジャーどころのシューベルトの死と乙女などを演奏させていただきます。
ドイツ(バイオリン)、日本、ギリシャ(ビオラ)、フィンランド(チェロ)という国際色豊かなにぎやかなアンサンブル。
 
撮影したのはデュッセルドルフ交響楽団のコンサートホールでもあるトンハレです。
 

 
つい先日は、そのチェリストがご飯を作ってくれるということで、おじゃましてきました。
 
 
 
とっても豪華な晩御飯ですが、やはりヨーロッパ料理は全体的に重い料理が多いので、胃もたれ確実ですニヤリ
ドイツ人が大好き、アスパラガスの季節がきて、春の到来を知らせています。
この季節は出来ることなら日本にいて、ぽかぽか陽気のもと大好きな桜を楽しみたいものです照れが、次はぽかぽかを通り越してむしむしの8月に帰国、そして演奏会は8月18日土曜の19時からです。
興味のある方はお早めにご予約くださいませー!ルンルン