皆さんお久しぶりです!
8月21日の金澤みなつさんとの仲良しデュオが無事に終了し、また色々な方と終演後もお話したりして、いつもの地元の音楽会の暖かさを感じました
その後またへ飛び、今シーズン初の仕事は、アムステルダムコンサルトヘボウでの演奏旅行にて始まりました。
前シーズンの最後でデュッセルドルフで演奏したシューマンの交響曲4番に加え、新たにチャイコフスキーのバイオリンコンチェルトと、ロメオとジュリエットから序曲というプログラム。
コンセルトヘボウは舞台の装飾から構造までとても歴史を感じ、様々な演奏家から音を吸って芸術の香り漂うコンサートホールでした。
終演後はオランダの聴衆たちからの暖かいスタンディングオーべーションで幕を閉じました。
その後はどんどんオペラが始まり、
ドニゼッティの『ルチア』
モーツァルト『魔笛』
アルバン・ベルク『ヴォツェック』
オッフェンバッハ『ホフマン』
プッチーニ『蝶々夫人』
フンパーディング『ヘンゼルとグレーテル』など、新入りにとって新しいオペラ公演が目まぐるしい勢いでやってきました。
その間にはモスクワからゲストとしてやってきた、パシファンオーケストラとの共同プロジェクトがあり、なんだか訳の分からない複雑な曲を指揮者無しで演奏するというどえらい困難なものでした
取材が入ったのですが、それがなんと一回目のリハーサル。。動物園状態です
12月に今度はデュッセルドルフのオケから数人モスクワへ行って、同じプログラムで公演をする予定です。
先日ロシアへのビザが下りたのですが、まだドイツでのビザ更新、バイオリンと弓それぞれの許可証の発行など面倒な作業が残っています。。
今月半ばには、アダムフィッシャーとのマーラー交響曲第3番の演奏会&CD録音があり、チケットは始まる前から3公演全て完売という、改めて指揮者の人気ぶりに圧巻させられました。
ソロの方では、日本領事館公邸での演奏依頼を頂き、とある某企業の元会長様の勲章授与式にて演奏させて頂きました。
バッハのパルティータ第3番からプレリュードとガヴォット
ヴィエニアフスキからエチュード
そして最後にクライスラーのレチタティーヴォとスケルツォカプリス
と全てバイオリンソロで20分ほど演奏、スピーチなどが続き、式が終わった後は豪華なディナーに会席させて頂きました。
そんなこんなで気付けばもうすぐ12月。デュッセルドルフの試験を受けたのが今年の1月というのが信じられません。
今年を一文字で表すと、まさしく『 動』という言葉が相応しいほど激動の年だったような。
来年の夏に、少し大きな演奏会を日本で開催することになるかもしれません。今度は、今までとは違う形態でのコンサートになりそうなので、今年中にオーガナイズすることも沢山起こってきます。そちらの準備も頑張っていこうと思いますので、気長にお待ち頂けたら幸いです。
それでは次は12月に更新するので、皆様お風邪などには十分ご注意くださいませ