こんにちはー!
こちらでは来年のニューイヤーコンサート、ガストコンサートのリハーサルが連日続いております。
それに加えマスネのオペラ「ウェルテル」やヴェルディのオペラ「リゴレット」も始まっていて忙しいシーズンです。
大晦日の日はミュージカルのスウィーニートッドで弾き納めとなります。
ダイジェスト
そんな中26日はリハもコンサートも無い休日だったので、思い立って電車で近くの小さな街、(Goslar)ゴスラーに行ってきました。
ここは旧市街が世界遺産に登録されていて、その上今はクリスマスマーケットがやっているので一度行きたいと思っていました。
来年の今頃はもう日本かもしれないし、先のことは全く分からないので、こっちで見れるもの、体験できることは出来るだけやっておきたいです。
ゴスラーの一つ手前は
オカーという駅でした。
ハノーファーを中心としたニーダーザクセン州を128キロも縦断して流れるオカー川から来ており、ブラウンシュヴァイクにも注がれ、街をぐるりと円状に流れています。
劇場の裏にもオカー川が流れており、天気が良いと絶景で、オカーツアーなるものもあります。
これは秋に撮影したもの。
それにしてもこの名前は母の愛称でもあるのでお気に入りです。
ゴスラーに到着して、駅から街の中心であるマルクトまで10分くらい歩くと、クリスマスマーケットが見えてきました。
まずはそれぞれの街特有のマグカップを手に入れるため、飲み物を注文。
今回はドイツのグリューワインではなく、アプフェルグリュッグという、リンゴジュースと薬味、シナモンなどを合わせたスカンジナビアのグリューワインを試してみました。
元々ドイツの典型的グリューワインは赤ワインのアルコールが強くて少し抵抗があるのですが、こちらは暖かいリンゴジュースという感覚でごくごくいけます。
と思ってたら10分後には顔が真っ赤になってました
そしてタイミング良く15時になり、1日に4回なるというグロッケンシュピールが始まりました。
グロッケン(鐘)の音とともに人形たちが出てきます。
子供たちが興味深そうに眺めているのを見てると、昔の金山の駅にあった金山オーケストラを思い出しました。
いつの間にか撤去されていましたが、私も小さい時に見て楽しんでいたことがありました。
そしてお次はすぐそばのマルクト教会の60mある塔にやってきて、
街を一望出来るということなので、木造の階段を黙々と登ってみました。
一番最後はかなり急な階段
上まで登ると、そこには絶景が。
赤い屋根の家々が、この旧市街の美しさの象徴となっているんですね〜。
暗くなった頃にまたクリスマスマーケットを通って
3時間位の滞在で街を堪能しました。
さてさて、今年はどんな年だったかなと振り返ると、少々体調面が不安定で精神的にしんどい場面も多かったかな〜と思います。
なんて、あんまりネガティブ発言はしたくないのですが
漢字一文字を考えていて、ふと「的」というのが浮かびました。
今年は卒業の年だったので、そこまではそれを標的というか、何が何でもそこまではやり切ろうと目標にしていたのがあります。
結果として少しずつ現れているので、感謝の心と、初心忘れべからずというのを常に念頭に置いていきたいです。
来年はどんな年になるのかなー
そう考えるとポジティブな気分になってきます。
今年もブログを読んでくださり、そして応援して下さり、ありがとうございました
良いお年をお迎え下さいませ。
それではまた来年