卒業試験の2日後、仕事の合間を縫ってブラウンシュヴァイク内で引越しをしました。
というのも住んでいた安アパートがとーーーっても寒かったからなのです。
冗談抜きで、いつも5枚布団を被って更に湯たんぽを入れて寝ていました
その上備え付けの暖房器具は蓄電式暖房という、耳慣れないもので、暖を取るには一日前にスイッチを入れないといけません。
これはドイツでもとても古いタイプの暖房だそうで、冬場は暖房費の方が高くなってしまうこともあるそうです。。
そして劇場から離れているので、夜遅くまで練習していると帰りが少し不安だったり。
そんな訳で11月は引越し先と、部屋を受け渡す後継人を探しに苦労していたわけですが、ようやく契約も済ませ、試験後に晴れて引っ越せることになったのです
引越しの当日は車を持っている職場の人達数人が手伝ってくれて、家具を解体して運び、また組み立てる作業まで数時間で片付きました。
ありがたや〜〜〜
部屋のレイアウトや収納するのは元々好きなので、その日のうちに全て片付けて、次の日はここへやってきました。
またまた職場の方にIKEAに連れてきてもらい、
カーテン、ランプ、足りない家具などを買い足しました。
IKEAといえば基本的に白のイメージですよね。
これで全て家の件が片付き、前の家と比べて断然暖かく、治安も割りと良い地域にようやく落ち着くことができました。
ちなみに今度は3人でのルームシェアで、1人は同じ劇場で働いている男の子、もう1人の女の子とはまだ知り合ってもいないので、どんな子なのか少しドキドキ。
この時期は皆実家に帰ったりしているので、暫しの間一人暮らしを満喫しています。
しかし引っ越して次の日、早くも事件が、、、!
家に帰るとカバンの中にあるはずの鍵が見つからない。
カバンのポケットに入れたことを明確に覚えていたのに、ない。
とりあえず冷静探そうと劇場に戻って鞄の中身を全部だしたのですが
( 'ω'; 三 'ω' ;)
やっぱりない!
引越して鍵を貰った次の日に無くすなんて。。
そして1ヶ月前にはケルン家の鍵も無くしたばかり
自分に情けなく思いながら空のカバンを持ち上げると
「ジャラッ」
ん????
今何か音が
試しに振ってみると
「ジャラジャラジャラッ」
鍵の音がする!!でも鞄のどこを見てもない。
まさかと思ってポケットをまさぐるとなんと小さな穴があるではありませんか
そこに指を突っ込んでみると、確かに鍵の感触がありました。
穴はそこまで大きく無かったのですが、取り出すためにこの際ビリビリ広げて
出てきた物が
もう、言葉を無くしました。
今まで無くなったと思ってた鍵たちを始め、リップが3本も。
よくこんな小さな穴から鍵束とか入ったなぁ〜と不思議で溜まりませんでした。
誰か鞄に住んでるのかな。
皆さん、もし物を無くして何処からも出てこなかったら、灯台もと暗しかもしれません。
とりあえず空の鞄を振ってみる。