遂に、と言いますか全くの不意打ちで、うさまるのアニメが最終回を迎えてしまいました!!えーん

最終回

うぅ私の究極の癒しが。。
でもまた次のシリーズが出てきてくれるに期待!

さてさて、先週までは立て続けにブラウンシュバイクで仕事があり、その間に6時間掛けてアーヘンにレッスンへ行ったり、なかなかハードな毎日でした。

まずは

小さな街の教会で勤務外の仕事ですが、合唱と一緒の演奏会があり、ドボルザーク幽霊の花嫁というオラトリウムを演奏してきました。



全く聞いたことのない曲名でしたが、オラトリウムということは合唱がメインだからそんなに難しくないだろう、とサラッと譜読みをしていったら

どっこい注意

ドボルザークの曲は元々調合の変化が多く、バイオリン弾きでない作曲家なため、やけに弾きにくい箇所ばかりで・・・

滝汗

それでも合わせは1回だけだったので、翌日の本番まで全く弾けなかった所をちゃんと譜読みして、なんとか乗り切りました。

曲自体はとても神聖な雰囲気の中に、ドボルザークらしい東欧の民謡的な要素も含んでいて、埋もれている名曲だなという印象でした。

そしてお次はスウィーニートッドの初演








何度かリハを弾いていましたが、やはり映画とは違い舞台用に音楽もアレンジされたりして、思っていた感じとは少し違いました。

元々はイギリスのお話で英語で歌われているのが全てドイツ語に訳されて歌われ、やけに重々しい印象ゾウ

ドイツ語の独特な重さは、コメディ調で取り上げられてます。
有名な動画なので見たことある方も多いと思いますが。

ドイツ語と他の原語

もちろんこれらは多少話し手によって誇張されているけど、
私が最近笑ってしまったのはこの画像





フランス語  →パルドン
英語  →ソーリー
スペイン語 →ペルドン
イタリア語 →スクーザ

ときた流れでドイツ語→エントシュルディグング!

なるほどなるほど。これにはドイツ語ってやっぱり重苦しい〜と思われるかも知れません。

かと思えばこちらはこの画像↓
ドイツ語のBitte(ビッテ)さえ覚えれば超便利という




何はともあれもともとスウィーニーの音楽のファンだったこともあり、
3時間弱あるミュージカルも楽しく過ごせます。

初演は降り番だったので聴きにいっただけですが、パーティは参加してきました。




歌手や監督などが前に出ていき、拍手喝采。劇場のコアなファンの人はスウィーニートッドにふさわしい仮装をしていたので、記念撮影。



わかりますか?包丁が貫通していますてへぺろ


しかしこのグロテスクで、カニバリズム、狂気的な愛を含んだこのスウィーニートッドは、大晦日の日にも2回公演があるらしく、果たしてどんな年越しになることやら。初夢はブラッディになるのかしら


そして11月からは映画コンサートのシリーズで、ビーレフェルトという所でチャップリンの代表的なサイレント映画

The Kid,The tramp

の公演がありました。

ブラウンシュバイクからバスで二時間ちょっとのビーレフェルトは、ケルンやアーヘンもあるノルトラインヴェストファーレン州の中にあります。

こちらがホールのセット








サイレントの映画の動きに合わせてライブで音楽を演奏するという企画で、お客さんもチャップリンの演出や世界観を楽しんでいて、笑いがよく起こる楽しい演奏会でした。

コンマスが、「ここ座ってみなよ〜」
と言ってきたので
記念にコンマスの席にお邪魔して・・・




こうゆう和やかな雰囲気はこのオケの良い所でもあります。

来週は同じくチャップリンで、「modern times」を演奏予定です。


それではニコニコ