こんにちはー!
あと少しで日本に飛びます
ということで今は飛行機からの投稿です。
さてさて10日ほど前になりますが、キューニヒスルターという町にあるカイザードームにてベートーヴェンの交響曲4番と、ブルックナーの交響曲4番を演奏してきました。
この大聖堂、12世紀に建てられたとても歴史的な建造物で、内装はその後改装されたり修復されたりしたそうです。
長方形に長い構造と天井の高さが相まって、
「バンッ」
とオーケストラで終わるところも
「ばあああぁぁぁ〜〜んんんんんっっ」
と余韻が凄まじいことになってしまうので、演奏中に他の楽器のおとをきくのが大変でした
しかし、この教会リバーブが好きで聴きに来るモノ好きな人もいるそうです。
ブルックナーはオーケストラスタディで9番のアダージョの部分だけはよく弾いているのですが、ちゃんとシンフォニー丸ごと弾くのは今回が初めて。
そんなブルックナー初心者には第4番が導入にピッタリだったそうです。
楽譜を見てみると大量にページ数があるけど思ったよりテンポ速くないので大丈夫だろう。
ということで前日に譜読みを始めたのですが、調性がドンドンドンドン変わり、臨時記号もじゃんじゃかついており、思いのほか苦労しました。
ベートーヴェンのは音楽は濃いですが楽譜はそこまで黒ぐろとしてないので読みやすいですが、譜読み後の壁が高いです。
ベートーヴェンが濃厚チーズケーキならブルックナーは巨大モンブランという気がするのですが、どちらも美味しそ、、美しく独特の世界観があっていいですねぇ〜
そういえばドイツにはモンブランないような気がする!!日本帰ったら食べなきゃ
と、言うようなところまでデュッセルドルフ空港で書いたのに、アプリのエラーで全消去
ということで改めてヘルシンキ空港で書き直しました。とほほ
今回初めて、空港のラウンジというところに入りました。
というのもデュッセルドルフから中部空港までたまたま同じ便になった森朝さんという一宮出身のピアニストの方が、2人まで入れるからということで誘って下さったのです!!
お優しいいい。
実は朝さんの妹さんの愛喜ちゃん(チェリスト)とその旦那さんのヴェルナー(ヴァイオリニスト)とは前にケルンでの仕事の時に知り合い、つい先日も会ったばかりだったんです。
音楽の世界はどこにいても狭いですね。
15年ほど前にお世話になった豊田ジュニアオーケストラで同時期に弾いていた方とブラウンシュバイクのオーディションで再会したり、世界中どこへ行ってもクラシック音楽上での繋がりを強く感じます。