こんにちはー!
そして遅ればせながら明けましておめでとうございます
去年の年越しを思い返し比べてみると、いかに今年の年越しが健康で平和に迎えられたか感謝の気持ちがこみ上げてきました。
一月頭から仕事ではディベルティシメーティヒェンというとても読みにく〜いプロジェクトが始まり、すでに30回くらいある公演のうちの10回は大盛況に終わりました。
発売から3日で30公演の殆どのチケットが完売するくらい老若男女問わずの人気ぶりです。
これはケルンでこの時期開かれる有名なカーニバルのためのコメディーミュージカルで、歌と踊りを担当する出演者皆が男の人なのです!
えー男ばかりでストーリーが成り立つの?と思われるかも知れませんが、劇中では女の人に仮装しているのでそれがより面白さを引き立てています。
セリフも面白く毎回お客さんは爆笑の嵐
静止画と音楽
アメリカ合衆国のオバマ大統領の命令で、ケルンの国際ユーモアアカデミーとかいう団体にスパイ活動するために送り込まれる諜報員がその地でカーニバルを体験したり恋したりする物語。
紹介されたニュース動画はこちらです。
こちらは動画もあり
新年が明けてからは今働いてるとこより、より良い、ブラウンシュバイクのオーケストラからオーディションの招待状が届き、急いで電車を予約。
朝5時に家を出て電車に乗ったのですが、途中下車のハノーファーまでですでに30分遅れ。(ドイツ鉄道あるある)
それでもなんとか一本あとの電車に乗り換え、これでなんとか10時からのオーディションに間に合うと思ったら、その電車は何と止まったり動いたりの繰り返し
外はマイナス8度でした。
インペクの方に連絡すると
「じゃあ始めながら待ってるから一番最後に弾いてください」
と言われ少しは安心したのですが、結局1時間も遅延して、駅の100メートル前でまた動かなくなった時は。。
駅に着くやいなやタクシーで劇場に向かってもらいすでに一時間以上の遅刻でしたが、それでも心優しいインペクや団員の方に迎えられ、控え室に案内されました。
「もう皆弾き終わってるし、僕達は今から休憩するからウォーミングアップしてね」
と促され指ならししてイザ出陣!
部屋に入ると20人ほどがずらーっといらっしゃり、何だか色々も吹っ切れたのが幸いして、変な緊張せずに一次、二次をその場で弾き終えました。
審査の間部屋に戻っててねーと言われ控え室に行こうとしたら見事に道に迷い、発見されると同時に
「おめでとう、君に決定したよ」と聞かされました。
その後オーディションを聴きに来ていた正団員の日本人の方のお宅に招かれ、ケーキとコーヒーをご馳走になり、そのとき家から見えた景色。
かなり歴史のある街に感じましたし、ケルンよりだいぶ穏やかで平和。