皆様お久しぶりです\(^o^)/


更新しなきゃ…と思いつつ遂に1ヶ月振りにアメブロを開きました。


この1ヶ月はとても忙しくて、風邪もこじらせたりしましたがようやく元気になりました。


オーケストラの仕事が集中的に入ってるいる時にソロの本番のために練習をするのはこんなに大変なのかと、世の働くバイオリニストたちの凄さを実感しました。


11月にオーケストラで、武満徹の『フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム』(From me flows what you call Time)という五つの打楽器の管弦楽のための曲を演奏したのですが、これがまたドイツの聴衆にもとても好評でした。

 

この曲はカーネギーホールの創立100年による委嘱作品だそうで、パーカッションたちの成す日本のお寺や鐘、空気感を連想させるまさにオリエンタルな響きに、弦楽器が絡んでいくとても幻想的な曲。


そしてその日のプログラムで対照的だったのが、ドイツ人のハルトマン(英語だとハードマン…)による交響曲でとにかく鼓膜の破れそうな曲で、皆が耳栓をしながら演奏していました。

 

なかなか嫌がられているのかどこのオケも演奏しない様で、この日はわざわざ西ドイツラジオ局が録音にきていました。

このようなマイナーな曲を経ての、チャイコフスキーのくるみ割り人形という王道を演奏できた時はやはりウキウキも倍増でした。


ロシアのカザンからバレエ団と〔ロシア語しか話さない〕指揮者が来て、バレエ団のレヴェルの高さに会場は大盛り上がりでした。


私は今回初めてバレエを演奏して驚いたのは、バレエ団とは顔合わせも練習もしないで本番で初めて共演することです。


おまけにオーケストラピットでも全く舞台が見えない位置にいたため、本番で演奏してても、

 

本当にこの上で今バレエが行われてるのか、、?

 

と思いながらひたすら音楽に集中していました。

このようなオーケストラの仕事とはまた別で、アカデミーに奨学金を出してくれるスポンサーの為の演奏会などもありました。


これはSparkasseという銀行での演奏会での模様です。




私と同じくアカデミー生として他にもオーボエ、クラリネット、フルート、指揮の子がいて皆で共演しました。

 

指揮のコリーナは、なんと10月に行われた東京国際識者コンクールで3位になったそうです。


また日本に飛んで読売響さんや名フィルさんと受賞者コンサートとして振ってくるんだー!とはしゃいでしました。数あるドイツのオーケストラのアカデミーで出会った1人が今度は名古屋へ、うーん世界は狭い

そして昨日もスポンサーコンサートがあり、今回はトリオで演奏をしてきました。
私顔パンパンだ。。



その他にも学校関係では歌科の友達と学長の伴奏で、バッハのアリアを演奏したり






その学長の還暦のお祝いパーティに招待され、彼の伴奏で大好きでずっとレパートリーに入れたかった、ヴィエニアフスキのスケルツォタランテラを演奏しました。


本当にこの曲は難しいですが、時間をかけて名古屋でも披露できるよう温めて行きたいです。
そして余興の一つとして、ギターの伴奏で歌を披露!

《17歳、ブロンドの髪》
というドイツで有名な原曲を
《60歳、薄毛の髪》
とパロディぽく替え歌して笑いを誘っていました(ΦωΦ)




そして12月の始めには私も半半世紀記念日となる誕生日を無事迎えました。


今年は特別何かしたわけではないですが、今ある環境が最高のプレゼントです。


24歳は泣くことも多くて辛かったり悩んだりしたことも本当は沢山ありましたが、その分得たものは血となり肉となり、成長出来るキッカケになったんじゃないかなと思います。


これからも前向きに、時々悩みながらも頑張っていきたいと思いますのでよろしくお願いしますト音記号