早熟と晩熟どっちが得する? | ビジェイシンゴのゴルフの夜明け前

ビジェイシンゴのゴルフの夜明け前

インドに渡ったゴルファー"ビジェイシンゴ"このさき彼になにが待ちうけているのか

先週バンコクで泊まったホテルは、テレビで日本の番組を観ることができた。

中でも民放地上波の他に「ゴルフネットワーク」が観られたのには感激した。

当然、部屋に居る間中チャンネルはゴルフネットワークに釘づけだった。


 

話題は日本の女子ツアーに次々に現れる期待の星。

ジャンボ軍団の飛ばし屋「原 英莉花」

GDOより拝借 https://news.golfdigest.co.jp/news/jlpga/article/73317/1/


実力とルックスを兼ね備えた「三浦 桃香」

 

高校時代からプロの試合で戦っている「勝 みなみ」や「新垣 比菜」

何れも実力があって将来に期待を抱かせる逸材に違いない。

あと少しメンタル的に強くなれば、一気に女子ツアーの勢力図を一変してしまうかも知れない。



こういった選手達の活躍をテレビで観つつ、ふと思ったことがある。

平均的な18歳や19歳と比較して、かなり “おませさん” ではなかろうか?


そう、人間の成長の度合いには明らかに差が生じる。

世の中には早熟(わせ)な子供と晩熟(おくて)な子供がいる。

早熟な子供は成長が早く、晩熟な子供は成長が遅い。


早熟な子供もは何かと有利である。

体の発育もそうだが、大きいのは脳の発育の差。

その為、勉学も運動も秀でた才能を開花させやすい。

逆に晩熟は不利である。

 


我がビジェイ家では、兄弟みんなが晩熟であった。

その中でも僕は超晩熟で、小学校入学当時は列の一番先頭。

4年生ぐらいになって、やっと前から2番目。

6年生でやっとクラスの女子の一番背の低い子を抜いた。

運動会でもそうだ。

徒競走ではいつもビリだったし、挙句の果ては女子の中に入れられたりした。

 

しかも女子の中に入っても、とうとう一等はとれなかった。

両親は凄く心配しただろう。

 

食事の時に米を縦に飲み込めとまで云われた。


しかし、心配はご無用。

 

後々になって得することが待っている。

丁度50歳の時の中学校の同窓会の時にそれに気づく。

早熟で頭もよく、運動も良くできた香川君(仮名)や松原君(仮名)は、まるで見た目がお爺さん、、、 

 

とっても老けているし、思いっきりメタボである。

それに引き替え、僕より背が低く、僕と一緒に女子の中に入って徒競走に出、

 

陰毛が生えるのも一番遅かった岩本君(実名)は、

背が高く、体型もシュッとしていて、肌の色つやも若々しく、

 

傍から見ると同い年には絶対に見えない。

10歳ぐらい? いや或いは一回りも違って見える。

僕はそれには及ばないが、決してメタボではないし、ゴルフのハンデだってシングルをキープしている。

 

女子達だって僕らの周りに自然と集まってくる。

 

少しだけ優越感を味わった。

 

 

そうだ、シニアになって活躍しているプロゴルファーもいる。

 

彼も晩熟だったに違いない。

 

井戸木鴻樹だ。

彼はレギュラーツアーで2勝を挙げてはいるが、どちらかというと強い選手が出ないマイナーな試合。

 

しかし、シニアになって初優勝後、前年度ランキング2位の資格で出た全米オープンに勝つ。

 

全米オープンの活躍をテレビで観た時のこと、

 

現地の実況アナウンサーが、「彼は本当にシニアなんでしょうか?若々し過ぎる」と言っていた。

 

確かに、アメリカ人の爺さんの中に入って、独り日本の青年が躍動しているように見えたものだ。

 

 

それ以来、シニアツアーでも上位の成績を続けている。

 

まさに晩熟の星である。  頑張れドッキ―!!

 

 


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