もうすぐ夏休み | びっくりビクセンBlog

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八代目によるビクセンの褻(ケ)

「夏休み」

この言葉にワクワクしていたのは、

もう何十年も前の事でした。

小学生のころの夏休みには

楽しみが詰まっていました。

家族旅行の計画をたて、

プールに通い、

自由研究で難しいことに

挑戦しすぎて、計画倒れを経験したり

思い出は今でも残っています。

夏休みは勉強しなくていいんだと

勝手に思い込んでいたので

自由研究以外の宿題は

ギリギリに終わらせるタイプでした。

なにせ「勉強しなくていい」のが

夏休みだと思い込んでいたので。


話はいきなり今の話題に変わりますが

ビクセンでは来年の新入社員の内定者が

決まりました。二次募集の予定もありますが、

この時期に将来成長してくれそうな人の

入社を決められたことに感謝しています。


ところで、

ビクセンの内定者に限って言えば

心配の必要はないのですが、

就職が決まったら、社会人になったら、

「勉強しなくていい」と思い込んでいる人は

いないでしょうか。

あるいは、既に社会人となった人の中に

学校を卒業して以来「勉強したことがない」

人はいないでしょうか。

勉強の定義にもよりますが、

社会人は学生の頃と同じように

あるいはそれ以上に勉強が必要です。

異なるのは、社会人の勉強には

学校が決めてくれるようなカリキュラムも

指定の教科書もないことです。

中には働きながら学校に通う人もいますが

多くの社会人の勉強は、

自分でカリキュラムを組み、シラバスを想定し

教科書を決めなければならないものだと

思います。


「勉強しなくていい」

あの夏休み以来

そんな思い込みも

しなくなりました。

本を読み、納得するまで考え、

やがてその納得も間違いだと知り、

もう一度考える。本を読み

人に教えを乞い、

また考える。


価値観を整え、

理念を育み、

自分の使命を探して、

行動を起こして、

社会に価値を生み出す。


勉強が大切なのは、

価値を生み出す人に

なるためだと思います。


もうすぐ夏休み、もうすぐ社会人

「勉強しなくていい」は、

幻想ですよ。