今日は
6ハウスの対となる12ハウスです。
アセンダントから日が昇って、空が少しずつ明るくなると
あたりはまだ薄ぼんやりとしていて、星がよく見えない時間。それが12ハウス。
12ハウスを本やネットでは
不運のハウス、社会と切り離された隔離病棟なんて言われることもあり、
もっと身近な解釈ーー!現実的にーー!と思うタチの私です。
アセンダント1ハウスからのアスペクトを見ると
アングルは1ハウス、4ハウス、7ハウス、10ハウスと0度、90度、180度、90度となり力強いハウスです。
12ハウスは30度、アバージョンと呼ばれ、
アセンダントから見えない力の弱いハウスです。
占星術では、光がよく見えることをよしとしています。
見えないことが悪い意味だと受け取っているからです。
そこから隠された、プライベートな、秘密の、という意味が生まれます。
6ハウスは健康問題や体質、人生の厄介事。
12ハウスは7ハウスから見た6ハウス。
あなたの健康問題や厄介事であり、それにどう対処していくかが表されます。
これは人に見えないところで、人にわからないように
疲労や体質や、厄介ごとをなんとかしていくそんなハウス。
12ハウスに星が入っていると不運だ、苦労する、
あるいは監禁される、束縛を受けるというワードは改めて変換して考えてみるんです。
社会から疎外感を受けやすい → 一人の時間が必要
→ 浮世離れした考え方、常識に振り回されない
表に出さない気持ちが大きい → 憂鬱を感じやすく悩みやすい
みたいにね。
12ハウスを支配するのは金星です。
金星は楽しみ喜びうっとりすること。
光が届きにくいこの場所は、周りが見えない状態。
その条件できちんと課題をこなすのではなく
なんとなくパーッととりあえずやっておくイメージ。
人に見せれないから、隠して遊ぶ場所。
それでは
生活に溶け込んだ12ハウス的行為の一部をご紹介
・子供の頃、兄弟に隠れてお菓子をこっそり食べた思い出
・表沙汰にできない恋心
・酔っ払った時に、普段と違う態度が出てくる
・匿名でネット記事を書く、SNS投稿、鍵アカウント
・気難しいお父さんに何とかうんと言ってもらいたくて、お母さんに根回しを頼む
・スムーズに交渉を進めようと下調べに精を出す
・できる事はすべてやった!あとは神頼みだ!と神社やお墓参りに行く
12ハウスが年々大好きになっていくのは、
年を重ねて重要度が増したから、それとも私が12ハウスマターだからか(^^)