6ハウスを質問で考えよう | 水色いちばん

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知恵は万代の宝、占いは人生の杖。時々施術会のお知らせします。

占星術の勉強を始めて

本を読んでいると6ハウスの項目で「?」となりません??

セットで12ハウスも「?」となりません??

私もでした~

 

 

6ハウスは奴隷・使用人のハウス、家畜のハウスなど書かれて

2ハウス10ハウスと合わせて仕事・労働と書かれた本もあります。

病気、災いの元なんて書かれることもあります。

現実的に考えてどうなんよ?とうなっておりました。

 

 

 

このハウスでは、雇い主と雇われる側といった主従関係が描かれています。

自分の意思よりも雇い主の方針によって決まっていきますので、

受け身であり、行動力としても弱くなります。

アングルから落っこちたケーデントハウスであり、アセンダントとのアスペクトを持たず

協力関係が結びにくい場所です。

 

 

 

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河内邦利先生の『星の階梯1』に

6ハウスは、12ハウスと人生の厄介ごとを分け合うハウスである。

とあります。

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そこから、労働や職業、健康についてがつながります。

日常生活の中で考えるとやりたくないけどやらなきゃいけないこと。

家事もめんどくさいこと。

親や親族の介護、病人の看病、こうした大変なことは使用人や奴隷にやらせておけ、

昔の貴族はそうしていたんでしょうね。

 

「うーんやりたくないな、できればやらずに置いときたい」と思うような

日常の動作の様子が6ハウスに描かれています。

 

 

ここに天体があれば

・働きぶりで自己実現をしていく

・テキパキ動く、早く動くなど働きぶりが現れている

・周りの期待に応えていく

・自分を律して役割をわきまえた上で活動する

などどう厄介ごとをこなしていくのか、その様子が見えます。

主体的と言うよりもやらなければいけない。

あるいは依頼を受ける形で働くときの振る舞いが出ていると考えています。

 

やりがいや自分の転職は何なのかと言う問いには、

このハウスではなく、10ハウスを見ていきます。

 

 

 

鑑定において、6ハウスに注目する場合の質問の一例です。

 

・職場でどう思われているのか

・仕事をやり過ぎてしまう

・恋人や子供に対して口を出し過ぎてしまう

・健康問題

・勉強がはかどらないけどどうすればいい?

・夫が皿洗いをすぐしないのはなぁぜ?


 

 

こう見ていくと、6ハウスはとても身近に感じます。

毎日の生活でも使っているし

ここぞと言う気持ちを強く持って進めたい、乗り越えたいと言う時にも応援してくれる場所です。