決意 | vivre avec un chien

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わんことモフモフHappy☆

悩んで悩んで迎えた週末。

もう一度だけ見に行こう。

そこできっと答えが出る。

あの子の顔を見て、自分の心が何を思うか。


もう充分傾きまくっている「迎える」の天秤。

ただ、もう片方の「あきらめる」が時折ぐっと重みを増して傾きを少なくする。


「迎える」に振り切れたら。


もう色々考えるのはよそう。その場の感情に流されればいい。

今までだってなんとかなってきたし。






とはいえショップに向かう道中、どうしようどうしようと頭の中はぐるぐる。

到着して駐車場に車が入ってからも途切れることはなく。



ショップに入り、あの子を確認。

いる。 まだ。


じっと見て、「もう一度抱っこさせてもらえば」と相方。


しばしコロコロの子犬を抱っこして、

そのあと少し店内をうろうろして・・・


相方と「どうする?」「いいの?」「ホントに迎えるの?」「どうしよう」

ぶつぶつと家族会議。


でも・・・・




「連れて帰る」



口から出た言葉は意外なほど力強く発音していた。



店員さんを呼んで「この子を連れて帰りたいです」と伝え、

もう一度連れてきてもらって、一緒に説明を受ける。



心臓がバクバクしていた。(とうとう決めちゃった!!!)



店員さんが準備をするために子犬を私たちに預け、席を外した。



その間、ひとりのご婦人が話しかけてきた。

「ジャックが好きでね」
「飼うって決めてたわけじゃないんだけどね」
「この子もかわいいわよね~」

危なかった・・・・ もし少し遅れてたらこの人にもらわれていってしまうところだったのかも。

きっとうちに来たくて今日このタイミングで呼んだのかな。 なんてw


この方、店員さんが戻ってきて説明を聞いているときも

「この子ちょっと大きくない?もう少し値引きとかしてあげればいいじゃない!」
「もう結構ここにいるんでしょ?だいぶ大きいわよ!ねえ?」

と、色々気を使って話を振ってくださって・・・・

あ、ありがとうございます・・・・(もう値引き交渉していたとは言えなかった・・・)


そうそう、このご婦人、ムギの事がいたく気に入ったらしく

質問攻めの上、「可愛い」を連発してくださいました。

当のムギはというと、すっごくすっごく困った顔をしながらも

怒ったり逃げたりせず触られていてくれました。

空気を読んでくれてありがとうw


そんなイベントwを済まして、もう一度店員さんとお話し。

一通り聞いて、書類に記入して、ローンの審査の電話などを待ち、

そのあと、子犬は身だしなみを整えてもらい、かわいいバンダナを巻かれて登場した。




必要なものをそろえてレジに向かう。

チーン。

はいはい、おいくら・・・・・


目がしぱしぱしたwww

倒れそうになりながらカードで決済を済ませる。


よし、頑張って働くぞ!!!

心の中でつぶやいた。。。。www






そんなこんなで段ボールの箱に入れられた子犬を抱えて車に戻る。

悩んでたのがウソみたいに、ウキウキしていた。


道中、箱の中に指を入れてみたり覗いてみたり。

子犬は指をかんでみたり、出てこようとウゴウゴしてた。

まだ、慣れないだろうから構いすぎないように気をつけるんだけど、

それでもつい・・・ね。(^^ゞ





渋滞にはまって時間がかかってしまい、途中でだっぷんだー・・・・orz

箱の中には入れておけないので仕方なくだっこで帰ることに。

ムギの居場所がなくなって悪いけど、我慢してもらって。



おとなしいなと思っていたらそのうち、うっくうっくし始めた。

やばい、と思ったと同時に、吐いてしまった。

酔っちゃったね~。

私の足はびちゃびちゃになったけど仕方ないもんね。


車、慣れてくれるといいな。

いっぱい色々連れて行ってあげるから。





その後も時折うっくうっくしながらもなんとか無事帰宅。


相方が急いでサークルを設置してくれて、お部屋へご案内。

まずはサークル越しにムギとご挨拶。カプリにもきちんと報告。

ムギはすっごく戸惑って吠えるけど、子犬は思ったより、嫌がらない。


しばらくしてサークルから出して、探検させる。

あっちクンクン、こっちクンクン。

一緒になってムギもうろうろ、時々ちょっかいw



さあ、今日からここがあなたのお家&私たちが家族だよ。


宜しくね!!!!



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